2010/09/01 (Wed) jointed craw に学ぶこと
8月は本当によく釣りに行きました。
ブログに書きまくったせいか、誰かとしゃべるたびに「めっちゃ釣りに行ってない?何かあった?」と聞かれます。
「何かあった?」と聞くのもどうかと思いますが、仮に私が推理するならば「めっちゃ釣りに行く時」というのは、釣りが楽しくてしょうがない時のはず。

そうです、釣りが楽しくってしょうがないんです。
ユキトモは再び目覚めてしまったんです。
じゃあいったい何が私を楽しくさせているのか、というお話を今日は少し。


実は、昨日も釣りに行ってきました。
地元の岡山チャプターで2年連続AOYを勝ち取った木村さんと現地で落ち合い、朝7時に出船。
一緒に高梁川を釣るのは、実に5年ぶりのことです。

岡山の県南では引き続き雨がなく、減水が進み、水はすっかり澱んでいました。
朝のうちはトップウォーター(バズベイトとペンシルポッパー)で水深1メーターを切るような場所を流しましたが、どちらもノーバイト。

その後も、とにかく流れが効いていて、且つバスが滞在できる何か(ちょっとしたウィードとか、小さい石とか)がある場所をひたすらチェックしました。
面白かったのは、私がいつも素通りするだらっとしたシャローで、木村さんが軽めのネコリグを投げていたことです。
そのエリアにバスが居ることは知っていたのですが、クランクにはまるで反応しないので、いつしか私は素通りするようになっていました。

「バスは小さなウィードの塊に身を寄せていて、それを遠投して狙うんよ」
想像するに、弱って流れ落ちてくるエサは食べるけれど、ブルブル泳ぎながら逃げ去っていく者を追うほどの気力はないのでしょう。
そういうのに反応するなら、とワームを持たない私は思い付きでデンプシーテール(ブレードなし)をキャスト。
上流に向かって投げ、ルアーを川の流れの速さに同調させる「川の流れに身を任せ」釣法を試みました。
すると間もなくナイスフィッシュがバイト!
しかしこの魚は惜しくもバラしてしまいました。

でも反応があったという事で一歩前進です。
続いて木村さんも50センチを超えるバスを掛けましたが、これまた船べりまで寄せて針が外れてしまいました。
無念。
でも収穫。
魚が居ると知りながら「クランクに反応しないから」と素通りしていた事を反省しました。
釣り方を工夫したら、魚の反応が一変することってホントにありますよね。

その後も釣り業界についてなどぺちゃくちゃお喋りをしながら、炎天下の中をひたすらに釣り。
私はお昼過ぎから、つい先日に買ったジョインテッドクローを投げていました。
このルアーの凄さを教えてくれたのは丸畑さんで、つまりもう4年くらい前にはこのルアーの衝撃を味わっていた事になります。
しかし、自分で本格的に使ってみたのはこの日が始めてでした。

知らない人のために言っておくと、このルアーほど「魚が湧く」ルアーもなかなかありません。
チェイスの多さで言えば、同サイズのルアーの中では間違いなくナンバーワンでしょう。
この日も木村さんがワームを投げたカバーに、バックシートからジョインテッドクローを投げると、わらわらバスがついてくるケースが間々ありました。

思い返せばジョインテッドクローが発売されてからしばらくの間は、S字系というジャンルのルアーが市場に溢れました。
「S字系」と呼んで売り出すくらいですから、どのメーカーのルアーもS字を描いて泳ぐ訳です。
しかし5年ほど経った今、市場に残るS字系はジョインテッドクローだけと言っても、言い過ぎにはならないでしょう。

こういうケースに出会うと多くの人は「オリジナルは偉大だ」で済ませてしまう傾向にあります。
しかし、それでは得られるものがありません。
先にも書いたとおり、どのメーカーから出たS字系も、きちんとS字を描くように動いていました。
にもかかわらず、釣果に差が出た。
この事実から推察できるのは「S字を描いて動く」という事がバスを刺激する直接の要因ではなかった、と言うことです。

もう一つ考えるべきは、同じジョインテッドクローでも148という小型モデルはオリジナルほど支持されていない、という点です。
同じように、体高を増して鮒のようなシェイプにしたモデルも、オリジナルほどの評価は受けませんでした。

昨日はジョインテッドクローをチェイスしてくるバスが何匹も居たおかげで、普通のルアーへのチェイスとは違う反応をしている事に気付きました。
それは、ジョインテッドクローの後ろを追って、つまりバスもS字を描きながらルアーを追っていたという事です。

ルアーが小さくなるとS字の幅が小さくなります。
また、体高を増した場合にも、ピッチは早くなるもののS字の幅は小さくなると言われます。
ここから私が考えたのは、左右に移動する幅が狭ければ、バスが直線的にでもルアーを捕捉できると判断するんじゃないか、という事です。
S字の幅のどこかに閾値があって、それを超えるとバスがどうしようもなく気になってしまうんじゃないか、と。

もちろん、これはただの想像です。
ただ、実際に釣り場で起こっている事から逆算すれば、S字を描いて泳ぐルアーの中でジョインテッドクロー178への反応が群を抜いている、それは確かなことです。
そしてそれ以外のS字系ルアーには、反応が鈍い。

同じようにS字を描きながら、ジョインテッドクローとその他のルアーで差が出るのであれば、それはサイズ、ウェイト、シェイプの「バランスの違い」が決定的な差異となりうると言うことが出来るでしょう。
言い換えれば、ルアーデザインにはバスを刺激する「黄金率がある」と読み取る事ができます。

ね、ほらちょっとワクワクしてきませんか?
こういうルアーの見方がやっと出来るようになってきたので、私は楽しくってしょうがないんです。
「どうせ同じだろ」と高をくくっていたモノに、明らかな差異を見つけたとき、人の興味は否応なく亢進します。
それに抗う事はできません。

P8302093.jpg

ミスバイトが多かったのですが、最後にビッグフィッシュが釣れました。
当分は釣りキチモードの日々が続きそうです。

comment

釣りって楽しいよね!爆
僕も例の近場に通っています今だにノーフィッシュ・・。
8月は霞ヶ浦には行ってなかったのですがそろそろ出撃します!
マーマーでの釣果期待しておいてください!!!!
ジグを入れてたパラ葦ヒシモ複合エリアにマーマーを通せば・・・
釣りいきたーーーーーーいいいいいいいい!!!!笑
2010/09/01 18:04 | URL | まつ [ 編集 ]

まいどです^^
JCF!!!おめでとうございます!!
その観察眼はまさしくビルダー目線!!(笑)
何気にオイラも持ってるんですよ^^
湖北の住民カラー!!!^^
2010/09/01 22:34 | URL | 相棒鮎瀬 [ 編集 ]

俺も昨日デカいのバラしちゃった。ランディング寸前だったのに、くやしいです。ルアーはバイブでした。マキモノの秋が始まった感があります。六度九分でも結果を出します!
2010/09/02 12:10 | URL | Mog [ 編集 ]

>まつさん
以前にも増して、加速度的にお魚さんが好きになってしまっている自分が居ます。
社会的にドロップアウトして行くのがよく分かります、もはや手の施しようがありません(爆
しかし昨日のは良い魚でしたね~!おめでとうございます!!

>相棒鮎瀬さん
ジョイクロは、ぜったい目でルアーを追いながら操った方がいいですよね?
なぜ、蛍光バックのレギュラーカラーが少ないのか不思議です。
いや、こういう時は逆から考えるべきでしょうか。
つまり目で追わない釣り方も存在する、と。
こんど丸畑さんと東北の住民さんに聞いてみます!

>もぐさん
ランディング寸前は堪えますね、、、(苦笑
実は私もウィードに潜られて、ビッグな奴に逃げられてしまいました。
それが昨日の事です。
そして今日、借りを返すため朝討ちに行って参りました。
結果については後日ブログにて書きます。乞うご期待です!
2010/09/03 11:01 | URL | 六度九分 [ 編集 ]

こんばんは!
ジョイクロは凄いですよね!
自分に、ハードベイトの奥深さを教えてくれたルアーだと思っています。
特筆すべきは、やっぱり自走アクションですかね!
ストレートリトリーブでの使用時に、まるで自ら進んでいるかの様なアクションが出せる数少ないルアーですよね。
そこに、あのリアルシルエット、S字アクションによる視覚効果、バスに警戒心を与えないサウンド、これらが複合されることにより、あの集魚力が生み出されているのではないかと思います。
また、ジャークベイトやミノープラグとしても素晴らしい威力を発揮しますよね!
クリアウォーターでビッグフィッシュを狙うにあたり、唯一無二の破壊力を持ったルアーだと思います!
因みに、個人的には、ストレートリトリーブやデッドスティッキングで使用する際は蛍光バックを多用しますが、ジャークベイトとして使う時はバックが暗いカラーのモノを多用しますよ。(状況により例外も多々ありますが。)
バスのチェイスを見た時にリーリングが乱れてしまう人は、ストレートリトリーブ時もバックが暗いカラーを使った方が良いかもしれませんね。
あと、148も結構凄いんですよ~♪
2010/09/04 01:17 | URL | 東北の住民 [ 編集 ]

思い入れの強さが半端ではないですね~!!
私にとっても、自走アクションという考え方をクリアにしてくれたのはジョインテッドクローです!

http://www.rebass.jp/channel/tieup/gancraft_interview.cfm
>『鮎邪ジョインテッドクロー』には、よりスローに泳がすことを目的とし、バックウォーターや川など、少し流れのあるところで使えるようにセッティングしています。だから、止水で使うと少しヒラを打つようなアクションで泳ぐんです。

上のリンク先ページで、平岩さんが「よりスローに泳がすことを目的とし…」と仰っていたのに、ビルダー的にはビビっときました。
あのボディバランスによる、あのスピード感が、バスをドキドキさせるんでしょうね~!

> バスのチェイスを見た時にリーリングが乱れてしまう人は、ストレートリトリーブ時もバックが暗いカラーを使った方が良いかもしれませんね。

それ、私です(爆
魚探として使う場合でなければ、背中が暗い色の方が余計なことをせずに済むんでしょうね。
もうちょっと使い込んでみます!
2010/09/06 08:28 | URL | 六度九分 [ 編集 ]









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