2010/07/13 (Tue) 動画よもやま話
ずぅっと前に、友人がバルサ50のルアーを買ったことがありました。
まだ「ファイブオー」という呼び名を知らずに「バルサゴジュウ」と呼んでいた頃、だからたぶん私がまだ中学生時分の話しです。
巷ではメガバスとインスパイアカスタムルアーズが大人気で、私とその友人も漏れずにそういうルアーを追い掛けていました。
だから友人が、わざわざ高くて全然リアルじゃないバルサ50のルアー(確かホッツィートッツィーの小さいやつ)を買った理由が、どうもよく分かりませんでした。
逆に言えば、その理由がよく分からなかっただけに、引っ掛かる小骨のように、その事を今日でも憶えているのかもしれません。

後に、ファイブオーのルアーがスポーツザウルスという会社から出ていて、その会社を則さんと呼ばれる人がやっていることを知りました。
それくらい、ああいう世界観には疎かったのです。
六度九分がどちらかというとメガバスよりはファイブオー寄りのルアーを作っているというのは、ある意味で不思議なもんです。

ロッドアンドリールという雑誌に、以前、ロビン西さんが漫画を描いていました。
ちょっと斜に構えた、シュールな釣りへの眼差しがゆるゆるの画に匂って、私は好きでしたよ、あれ。
2000年くらいの号だったと思いますが、その漫画に在りし日のスポーツザウルスの則さんが出ていました。
断片的な記憶を辿れば、ログハウスみたいなところに仲間が集まってパーティーをしながら「豆は麻布の豆源と決まってるんだ」とか「ここにあるモノはぜーんぶ則さんが仕留めた獲物!」とか酔っ払って言い合う画が出てきます。
で、そのまま夜半を迎えて一泊、朝になり帰っていくという話でした。
ホントに記憶だけを頼りに書いてるので、大幅に間違ってるかもしれませんけれど、、あしからず。

どういう文脈で言ったのかは忘れましたが、このストーリーは則さんがこう呟いて終わります。
「俺、ひとりじゃなにもできないんだ」

最近ね、なぜかこのシーンをよく思い出すんですよ。

六度九分がユーチューブにアップした動画は3つありますが、その全てで撮影を担当してくれているのが丸畑さんです。
ご覧になった方は分かると思いますが、どの動画を見ても変な違和感が無いでしょう?
長時間にわたって撮影する場合、画面がブレたりルアーを追いきれなかったりと、美味しいシーンを逃してしまうケースが少なくありません。
集中力も途切れますし。
キャストからリトリーブ、バイトシーンから魚を取り込むところまで、スムーズに映っているのは彼の工夫の積み重ねによるものなんですよ。

音楽は柳生君という私の古い友人が作ってくれました。
キングマーマーのダブルフックモデルのときの曲も彼が書いてくれたものです。
ジャンゴラインハルトみたいな曲つくって!とか、チェットアトキンスっぽい奴をお願い!と曖昧に伝えただけなのに、彼はいつも私のイメージを逃さず汲んでくれます。

動画を編集していると、どうもあの則さんの呟きを思い出すんですよ。
なけなしの時間を割いて協力してくれる皆様、いつも本当に有り難うございます。

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