2010/06/30 (Wed) レンジについて
マーマーの活かし方を詳らかに、と書いたもののルアーって、というか釣りってあまりに例外が多くて、書くのをいつも躊躇してしまいます。
ルアーを巻くスピードと、魚を引き寄せられる縦方向の距離、つまり水深というのは相関関係にある。
ルアーが移動するスピードがゆっくりであれば、深いところからでも魚は興味を持って泳いでくる。
好個の例はビッグベイトの釣り、虫系の釣りである。
反対にルアーを巻きとるスピードが速いと、ルアーが泳ぐ水深と魚が居る水深を近づけてやる必要がある。
バイブレーションやクランクベイトの釣りがこれに当たる。
こう書けば、確かにそうだなフムフムと思えるのですが、仮にルアーを巻くスピードが早くても、例えばクリアなダム湖でペンシルベイトを早く動かす場合を想像して下さい。
ようはルアーを長いあいだ見せられるならば、魚が深いところに居ても浅いレンジまで引き寄せて釣る事が出来ますよね。
ちょっと考えただけでも、釣りにはこういう「こぼれ落ちる例外」がいくらでも思いつきます。
そうは言っても話が始まらないので、その中でも普遍性が高そうな「マーマーと水深の話」を今日はしてみます。
マーマーのスイムレンジはマックスで1メーター強。
キングマーマーのスイムレンジはマックスで1.5メーター。
ともに浮力の強いルアーなので、リトリーブスピードによってスイムレンジが大きく変わるルアーです。
「浮力が強い」というのがマーマーの勘どころで、水中を泳がせようと思ったら、つまりクランクベイト的に使おうと思ったら、ある程度早く巻く必要があるんです。
早く巻く、という事は先に書いたように「魚が居るレンジに送り込んでやる必要があるルアー」という事です。
実は面白い事に、キングマーマーにしろマーマーにしろ、オカッパリでの釣果報告が圧倒的に多いんですよ。
また関東で言えば、霞水系などのいわゆる「マッディーシャロー」と呼ばれる釣り場からの報告が圧倒的に多く、地方の野池などでも菱が生えているような、浅く濁り気味の釣り場からの報告がマジョリティを占めています。
季節で言えば5月以降から10月いっぱいまで。
マッディーシャロー、オカッパリ、サマーシーズン。
この3要素を汲むだけでも「魚が浅い場所に居る時に選ぶルアー」というのがマーマーを使う上でのキーだとご理解いただけると思います。
先日の琵琶湖で釣りをしたのは、2~2.5メーターの水深にウィードが水面~水面下1メートルまで生えているような場所でした。
そのウィードの上を活発に泳ぎ回っているような状態なら、クランクベイト的に巻いて釣れたはずですが、実際はウィードの中をウロウロしている状態のようでした。
事実、フジイさんはパンチングでいいのを釣っていらっしゃいました。

そういう状態のバスをただ巻きで釣るにはマーマーシリーズはあまり向きません。
でも今回はマーマーしか持って行かなかったので、マーマーで深いところにいる魚を釣る方法を試してみました。
それが、トップウォーター的に弱ったギル、フナをイミテートする釣り方です。
この釣り方はルアーを細かくシェイクしたりロングポーズをとったりと極めてスロー、なのでウィードのバスに気付いてもらい、浮いてきてもらう時間を作ることができます。
強い首振りやフラッシングが効く時もあるのですが、今回の琵琶湖ではそういう釣り方では反応が無く、弱った魚を演じることで、ウキが消し込むような静かなバイトが得られました。
と言う訳で、浅かろうが多少深かろうが釣り方は色々とあります。
しかし飛距離が出る、根掛かりしにくいダブルフックモデルがある、などの諸条件を考えていくと、やっぱり浅い釣り場、具体的に言えば水深1.5メーターくらいまでのエリアでテンポよく巻いたりトゥイッチするのが、マーマーを活かす事になると思われます。
でもそう言えばダムの沖に投げて適当にただ巻きしてたらぽろぽろ釣れたこともあったよなぁ、、、などと要らぬ例外が頭をよぎるのでありました。
ルアーを巻くスピードと、魚を引き寄せられる縦方向の距離、つまり水深というのは相関関係にある。
ルアーが移動するスピードがゆっくりであれば、深いところからでも魚は興味を持って泳いでくる。
好個の例はビッグベイトの釣り、虫系の釣りである。
反対にルアーを巻きとるスピードが速いと、ルアーが泳ぐ水深と魚が居る水深を近づけてやる必要がある。
バイブレーションやクランクベイトの釣りがこれに当たる。
こう書けば、確かにそうだなフムフムと思えるのですが、仮にルアーを巻くスピードが早くても、例えばクリアなダム湖でペンシルベイトを早く動かす場合を想像して下さい。
ようはルアーを長いあいだ見せられるならば、魚が深いところに居ても浅いレンジまで引き寄せて釣る事が出来ますよね。
ちょっと考えただけでも、釣りにはこういう「こぼれ落ちる例外」がいくらでも思いつきます。
そうは言っても話が始まらないので、その中でも普遍性が高そうな「マーマーと水深の話」を今日はしてみます。
マーマーのスイムレンジはマックスで1メーター強。
キングマーマーのスイムレンジはマックスで1.5メーター。
ともに浮力の強いルアーなので、リトリーブスピードによってスイムレンジが大きく変わるルアーです。
「浮力が強い」というのがマーマーの勘どころで、水中を泳がせようと思ったら、つまりクランクベイト的に使おうと思ったら、ある程度早く巻く必要があるんです。
早く巻く、という事は先に書いたように「魚が居るレンジに送り込んでやる必要があるルアー」という事です。
実は面白い事に、キングマーマーにしろマーマーにしろ、オカッパリでの釣果報告が圧倒的に多いんですよ。
また関東で言えば、霞水系などのいわゆる「マッディーシャロー」と呼ばれる釣り場からの報告が圧倒的に多く、地方の野池などでも菱が生えているような、浅く濁り気味の釣り場からの報告がマジョリティを占めています。
季節で言えば5月以降から10月いっぱいまで。
マッディーシャロー、オカッパリ、サマーシーズン。
この3要素を汲むだけでも「魚が浅い場所に居る時に選ぶルアー」というのがマーマーを使う上でのキーだとご理解いただけると思います。
先日の琵琶湖で釣りをしたのは、2~2.5メーターの水深にウィードが水面~水面下1メートルまで生えているような場所でした。
そのウィードの上を活発に泳ぎ回っているような状態なら、クランクベイト的に巻いて釣れたはずですが、実際はウィードの中をウロウロしている状態のようでした。
事実、フジイさんはパンチングでいいのを釣っていらっしゃいました。

そういう状態のバスをただ巻きで釣るにはマーマーシリーズはあまり向きません。
でも今回はマーマーしか持って行かなかったので、マーマーで深いところにいる魚を釣る方法を試してみました。
それが、トップウォーター的に弱ったギル、フナをイミテートする釣り方です。
この釣り方はルアーを細かくシェイクしたりロングポーズをとったりと極めてスロー、なのでウィードのバスに気付いてもらい、浮いてきてもらう時間を作ることができます。
強い首振りやフラッシングが効く時もあるのですが、今回の琵琶湖ではそういう釣り方では反応が無く、弱った魚を演じることで、ウキが消し込むような静かなバイトが得られました。
と言う訳で、浅かろうが多少深かろうが釣り方は色々とあります。
しかし飛距離が出る、根掛かりしにくいダブルフックモデルがある、などの諸条件を考えていくと、やっぱり浅い釣り場、具体的に言えば水深1.5メーターくらいまでのエリアでテンポよく巻いたりトゥイッチするのが、マーマーを活かす事になると思われます。
でもそう言えばダムの沖に投げて適当にただ巻きしてたらぽろぽろ釣れたこともあったよなぁ、、、などと要らぬ例外が頭をよぎるのでありました。
comment
琵琶湖釣行、とても楽しそうでしたね!
自分もまた行きたいです。(笑)
キングマーマー活躍必至のシーズンがやって来ましたね!
自分のキングにも、そろそろ入魂したいと思います!!
出来ればキングバス…。(笑)
自分もまた行きたいです。(笑)
キングマーマー活躍必至のシーズンがやって来ましたね!
自分のキングにも、そろそろ入魂したいと思います!!
出来ればキングバス…。(笑)
2010/07/01 01:19 | URL | 東北の住民 [ 編集 ]
琵琶湖はやっぱり凄い場所ですね~
ファインルアーズさんに立ち寄って、マザーの話を色々と聞いたんですが、こちらもワクワクする話ばかりでした!
いつか都合が合えば一緒に行きたいですね!
キングバスのご報告、楽しみにお待ちしております。
ファインルアーズさんに立ち寄って、マザーの話を色々と聞いたんですが、こちらもワクワクする話ばかりでした!
いつか都合が合えば一緒に行きたいですね!
キングバスのご報告、楽しみにお待ちしております。
2010/07/01 13:43 | URL | 六度九分 [ 編集 ]
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