2009/08/02 (Sun) 出店するほどの商魂
昨日は岡山で一番大きな花火大会があった。

禁酒会館は街中(会場近く)に立地するので、最初のド~ン!が近づくにつれ、溢れる人のさなかに埋もれる事となる。
この日に限っては、街路という街路にビールやつまみを売る出店が並ぶ。
中には普段、飲食の販売とは無縁のお店(例えば散髪屋)の出店まで見受けられる。
ビールを売ったり、かき氷を売ったりとたくましい商魂である。
こういった様相から比べると、禁酒会館の前は静かなものである。少なくとも私が入居してからの4年間は、住人の皆が皆、まだ明るい時間から早々に門を閉めて禁酒会館を出て行ってしまった。禁酒会館の前で焼き鳥を焼いたり、カキ氷をガリガリする(ビールはマズイですね…)というシーンを私は未だ見たことがない。

花火がある2日前、目下3ヶ月に渡っていじくり倒しているルアーの最後のピースがようやく見つかった。
あっ!とブレークスルーした瞬間、何かが体を衝き抜け、貫き、そこを風が通って、低い低いバスが響いた。
それは何にも況して心地よい時間であった。
束の間ではあるが、全能感に満ちた。

今まで理解の及ばなかった仕組みが、一遍にクリアになる瞬間は最も漲る時であろう。私が「ザ・ミュージック」のファーストアルバムを大音量で流しながら、一人でダンスする姿など誰にも想像できまい。それほどの至福である。
この勢いを保ってダダダと製品化に向かえば良いのであるが、ここで充分に満足してしまうのが私のマズいところである。

すっかり禁酒会館のマインドに沁みた私にも商魂はある。 しかし出店をするまでの商魂がない。
リリースまでの膨大な時間を縮めるためには、「出店をするほどの商魂」を育む事が喫緊の課題のように思われる。

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