2008/04/30 (Wed) 個展 初日を終えて
とうとう始まりました。
釣り道具の展覧会などあまり無いと思うので、今日は「どんな展示があるの?」というところを簡単にご紹介します。
まずはこちら。

よく見てもらえると分ると思うんですが、こげ茶の部分は木目が透けて見えます。
この塗装を六度九分ではラップカラーと呼んでいますが、これはバルサが塗料に包まれている雰囲気から名付けました。
木目を見せるという考え方は、元々は釣りをしない人に「木で作っている」という事を伝えるために生まれたものです。
釣人にとっては周知のことですが、コーティングしてつるつるに磨いたルアーを見ても、普通の人は木で出来ているとはピンと来ない事が多いんですよ。
発色を良くするために下地を真っ白にするので、木目も消えてしまいますしね。
禁酒会館という場所柄、釣人でない方にも見て頂ける良い機会なので、この塗装をストラップとルアーに施してみたという訳です。

こちらのボードは、カッコよく言えば六度九分の変遷でしょうか。
こういう風にして自分の作ってきたルアーを年を追って並べると、少しずつ変わっていく様とか、そのときどきの悩みが見えてけっこう笑えます。
ルアーがどんどん枝分かれして、必要に応じて「長くなった」とか「デカくなった」とか「リップを取った」とか。
そういう流れを表してみました。
ちなみにブサイクなルアーばかりですよ、ええ(苦笑
詳しくは追々アップしていきたいと思います。
皆様のご来場をお待ち致しております。
comment
行友さん、この前はお世話になりました。六度九分の個展、とても興味深いものでした。行友さんと丸畑さんの丁寧な説明のおかげで、六度九分のルアーがいかにこだわって作られているかがよくわかり、めちゃ楽しかったです。また、機会があれば六度九分を訪れたいと思います。ありがとうございました。あと、よかったらメールくださいね(笑)
個展にお越し頂きありがとうございました!
六度九分は完全に突き詰め文化なので、今回は外を向く良い機会になりました。
楽しんでいただけたようで何よりです。
今後ともよろしくお願いいたします。
六度九分は完全に突き詰め文化なので、今回は外を向く良い機会になりました。
楽しんでいただけたようで何よりです。
今後ともよろしくお願いいたします。
2008/05/02 09:37 | URL | 六度九分 [ 編集 ]
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