2006/12/12 (Tue) 禁酒会館
禁酒会館に工房を移して早くも一年が経ちました。
私が入居したのが昨年の10月初旬頃だったので、本当はそのタイミングに合わせて禁酒会館について書きたかったんですが、気付いてみれば季節は冬に。
毎度の事とは言え、この体たらくにはため息が漏れてしまいます。
それはさておき。。。

毎日のように通う禁酒会館は、1年を使って私に様々な姿を見せてくれました。

コスプレの撮影をして楽しんでいる人がいれば、結婚式を挙げる人がいる。
コーヒーをのんでまったりする人がいれば、踊り、歌う人がいる。

多様の文化が毎日のように入れ替わり立ち代り、現れては去っていきました。

私の見る限り、それらが交じり合う事は稀で、それぞれがそれぞれの領分を乱すことなく仲良くやっているように思います。

交ざり合わずとも、禁酒会館にやって来る皆に共通して感じられる空気もありました。

それがヨガであれ、ダンスであれ、立ち話であれ、イベントであれ、絵であれ、コーヒーであれ、ほとんどの人が何かの楽しみを目的に禁酒会館を訪れている訳ですから、陰惨とした暗い空気が流れようはずがありません。 禁酒会館は陽気な明るさで呼吸している建物だという印象を、この一年を通じて強く持ちました。 

そんな空気の渦巻く禁酒会館で一日中ルアーを作っている私は、知らずの内にその渦からはかり知れない恩恵を受けている事でしょう。 直接的に関わりあう事が無くとも、知らない誰かが唄い、踊り、楽しい気持ちを生み落としていくのであれば、それが私の作るルアーに影響を及ぼさないはずがありません。 感覚的な事柄ではありますが、私はそういった類の話を信じ、頼ります。

ひょんなキッカケで付き合うことになった禁酒会館は、すでに私の中に深く入り込み、あらゆる面で作用しているのかもしれません。 次の一年はどんな姿を見せてくれるだろうという期待を持つと同時に、まだ知らない、83年に渡る昔の話を少しずつ集めていきたいと、これを書きながら思いました。

結局たいした事は書けず終いでしたが、この大正生まれの建物がこれからも静かに、強く呼吸し続けることを心から願います。

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