ガイドさんの釣果も厳しめな傾向みたいですね。
私が釣っている辺りも透明度は上がってきていて、岸寄りをウロウロするニゴイがたくさん見えました。
しかし肝心のバスは何処へ。
あんまりノーバイトが続いてもメンタル的に宜しくないので、今朝はサイズを問わず魚を触りやすいであろう場所へ向かいました。
はい、ユキトモ守りに入りました。
でもこういう時って往々にしてバイトすらもらえない、なんて事はありませんか?
ありますよね。
バイトを欲しがって向かった先でノーバイト。
あるあるでしょ。
ホントみじめな気分になりますよね、あれは。
思い出巡りをしちゃってるという側面もありますし。
という訳で今朝の釣りもノーバイトでした。
嗚呼ペーソス。
しかし冴えない朝練続きでユキトモの目は覚めました。
頭をリセットして、また一から組み立てていきます。

今日の仕事は引き続きバズボンのペーパー掛け。
何としても年内には出荷せねばなのですが、毎度おなじみの作業遅延気味。
でも仕上がりは悪くない。
明日も気を引き締めて頑張ります。
押忍。
あっちゅう間の琵琶湖生活1年目でした。
変わったことは色々ありますが、一番大きいのは釣行回数が増えたことです。
先ほど数えてみたら3桁を超えてました。
ははは。
朝の仕事前釣行もカウントしているので、延べ時間としては知れているかもですが、それにしたって通ったもんです。
発見もたくさんありましたし、同時に分からない事や疑問もどんどん膨らみ続けています。
バスフィッシングは本当に無限ですね。
自分が考えて、試して、形にしたものを、思いっきりぶつけさせてくれる琵琶湖が本当にありがたい存在です。
仕事と遊びの明確な違いは、そこに掛けられる時間の長さだと思います。
幸運にもルアー作りという仕事に携わる事ができたからには、その許された時間を使って見られるもの全部を見てやろうという気持ちが強くあります。
とは言え、時間は限られています。
バズボンを作っていて、本当にそれを痛感しました。
毎日のように釣りに出かけていても、一つ一つ疑問や問題点を潰していったら、年に一種類しか出せなかったんですよ。
現時点で作りたいルアーのリストが50個くらいある事を考えると、このペースで行ったら死ぬまで続けてもとても全部はリリースできません。
仕事が遅いだけだよ、と言われたらそれまでですが。
こちとら必死でやっとんじゃい。
本当に大事なことは何か。
見極めて、選んで、決めて、それ以外にさよならを言って、2年目の琵琶湖も全力で楽しみたいと思います。
4s和田さんからルアーが届く。
— 行友光 (@rokudokubu) 2017年11月24日
ひとまず水槽に浮かべてみたら水平浮きでした。
明日さっそく泳がせてきます。
なにせ塗りが綺麗! pic.twitter.com/TAsWQd2XPv
長年ルアービルダーをやってきたせいか、デザインやブランドでルアーを見るという事があまりなくなってきました。
もちろん好みはあるんですが。
でもやっぱり何よりも興味を惹かれるのは「そのルアーがどういうアクションをするのか?」これに尽きます。
4S和田さんから新作ルアー「カワードポップ」が届いたので、泳がせてきました。
口の大きいポッパータイプのルアーなので、しっかり水を掴むのかと思いきや、想像以上にスライドするタイプでした。
それに伴って、音も控えめなのです。
パワーのあるペンシルっぽいと言いますか。
強めにアクションを加えても、水中に潜るのではなく水面を削るタイプなので、サウンドは控えめ。
スプラッシュを意識した使い方が向いているように感じました。
ただ面白いことに、首振りの速度を上げていくと、深く掘られたカップに空気を食むのかちょっと音が変化するんです。
トップウォータープラグはタックルによって動きとサウンドがかなり変わってくるので、実戦で投げ込んでみるとまた印象が変わってくるかもしれませんが、ファーストインプレッションはそんな感じです。
和田さんによるカワードポップの解説記事の中で、トップウォータープラグの音について大事な話が書かれていたので、ちょっと長いですがぜひお読みください。
記事が書かれた日付を見ると、なんと2009年。
歴史を感じちゃいます。

そして何はさて置きこの仕上げのクオリティですよ。
この塗装技術、超刺激的。
最初の話をひっくり返すようですけど、ここもあってのルアーなんですよねぇやっぱり。
いまユキトモのタイムラインに最も頻繁に登場するのは、ニシネルアーワークスさんの新しいクランクベイト、チッパワです。
バズボンも結構かわいいネーミングだと思ってましたが、チッパワの破壊力もそうとうですね。
詳しいルアーの解説はリンクを見て頂くとして、個人的な注目点はこの分厚いテール。

(画像をお借りしました)
いわゆるスタンダードなクランクベイトって、テールを細く絞るじゃないですか。
原則的にルアー全般は、テールを絞る事でアクションのキレやピッチ、安定感が増していくものなんです。
ある意味、いわゆる釣れそうなアクションを出しやすい形状とも言えるでしょう。
(ちなみにそれを極限まで推し進めているのが、メガバスのクランクベイト群です。機会があったら見てみてください)
テールを太くするという事は、何か明確な狙いがあるのだろうと想像します。
西根さんの作られたルアーにはファットブルという、その名の通りファットなクランクベイトシリーズがあります。
ファットブルシリーズも太いテールが特徴なので、その流れを汲んでいる事も間違いないのでしょう。
私が太いテールを使う時は、ピッチを落とす方向にアクションを持って行くんですが、FB4製作時の記事を読むとピッチを上げる方向でセッティングを出されているそうなんです。
チッパワはどういう方向性なんでしょうかね。
動画だけじゃ細かいところは分からないので、あー巻いてみたい。

釣り始めて早々にデカそうな奴を掛けるも、5秒ほどのファイトですっぽ抜け。
実は少し前の釣行でも似たような抜け方で逃げられました。
2度も続くと頭抱えちゃいますね。
重かったなぁ。
ファイトした後、しばらく動悸が治まんないですもん。
たった数秒なのに。
あのスピード、あの重量感。
頭にも体にも焼き付いて離れない。
なんだよあの魚。
フックのセッティングを練り直して、次は獲る。
魚とルアーを知りたい欲が高まっているので、ボート釣行の翌日でも関係なく行っちゃいます。

気温はとうとう2度。
霜が降りてました。
とは言えこれくらいの冷え込みなら、魚のコンディション的にはまったく問題ないはずですが、今朝はノーバイトノーフィッシュに終わりました。
何かがズレてたんだろうな。
無念。

カラーサンプル作りが少し進みました。
金黒に入れるエラ模様と、ドットを吹き付けるためのテンプレートが完成。
金黒に関してはこんな感じで決定です。
ユキトモ的にはショルダーに軽く吹いたブラウンがカッコいいのです。
もう一色は、蛍光レッドをベースにする事にしました。
細かい仕様は、まだいろいろと試している段階です。
今のところ艶消しにモデルになる予定。
蛍光色ってどれも良く目立ちますが、中でも蛍光レッドは目に飛び込んできやすい色だと感じます。
蛍光グリーンは背景によっては馴染んじゃいますし、蛍光イエローは周囲が明るすぎると白くなってしまいます。
蛍光レッドは明暗のバランスなのか、どこに置いてあってもよく目立ちます。
慌ただしくてなかなかボートで釣りをするチャンスがありませんが、今回は気合いで時間を捻出。

比良山系は2日前に初冠雪しました。
まだ真冬の恰好は必要ありませんが、それなりの防寒をしないと凍えます。
手袋必携。
水温は西岸のボディウォーターで12℃台前後でした。
東岸では10℃を切るところも。
この時期は東岸の方が水温が下がりやすいですね。
今回の釣行の主なテーマはこれでした。
「テスト中の冬ルアーは、ボートでも釣れるのか?」
ここ最近集中的に投げ込んでいる冬ルアー(通称)は、ボートではまだ一匹も釣っていなかったんです。
今年の春なんかはボートからもそこそこ投げたんですが、結局ワンバイトももらえませんでした。
もちろん釣れない訳はないんですが、やっぱりオカッパリとボートでは求められるものがずいぶん違ってきます。
レンジの調整とか巻き感の加減とか。
細かいところですが、今日は実際に釣って大事な要素が何かを一つ一つチェックしてきました。

あーでもないこーでもないと考え調整しながら巻き続けたら、サイズもコンディションも抜群の一匹が釣れてくれました!
ボートでの初フィッシュというのはもちろん、お昼前の11時ごろに釣れたというのも嬉しさ倍増でした。
冬ルアーでは朝練で釣った魚がほとんどだったので、この時間帯ではお初だったのです。

その後、サイズはかわいいですがもう一匹釣れてくれました。
この魚からも教えられることがたくさんありました。
釣れた魚一匹一匹に情報がたくさん詰まってるんですよね。
釣りの経験が増すほど、一匹の魚から引き出せる情報もどんどん増えていきます。
それをルアーに落とし込んでいくのが自分の仕事なんだなと、この頃つくづく思うユキトモでありました。
ちなみに今日釣れたのは3~4メーターほどの水深で、やっぱり残りウィードが大事です。
もちろんそんなところは無数にあるので、さらにウィードの高低差があるところ、ベイトっ気があるところを探しながら釣っています。
トレブルフックをダブルフックに付け替えると、フックの遊びが大き過ぎる問題。色々と試した結果、スプリットリングを一つ咬ましてやると、かなりトラブルが減る事が判明しました。地味ですがなかなか便利です。 pic.twitter.com/EwFYdgulze
— 行友光 (@rokudokubu) 2017年11月20日
長年、どうしたもんだろうと思っていたダブルフックの取り付け方。
ヒートンを使うルアーであれば、カップワッシャーを使えばフックの遊びはいくらでも調整できます。
でもエイトカンが埋め込まれている、いわゆる普通のプラスチックのルアーだと、ダブルフックのアイが大きすぎるせいでブラブラして悪さをしがちですよね。
シリコンチューブや熱収縮チューブをかぶせたり、使えそうな金属パーツをホームセンターで探してきては試したりしてきましたが、身近なスプリットリングが何だかんだで優秀でした。

取り付け方は、写真のようにスプリットリングをアイにかぶせてから、ダブルフックを通してやるだけです。
これだけでかなりフックの遊びを殺せます。
スプリットリングのサイズは、♯3くらいがフックアイのサイズに合いやすいと思います。
まだ試していませんが、別にスプリットリングじゃなくても普通のワッシャーを噛ませてやってもOKだと思います。
フックアイがどれくらいボディから出ているかと、ダブルフックの線径によって色々調節してやればけっこう色んなルアーに適用できるので、一度お試しください~
そしてパーティングライン(成型時に出る継ぎ目)の処理。

シリコン型の精度が良くなったので、少しですがスピードアップしました。
まだしばらくはこの作業が続きます。
何度も書いてますが「作業をしていると手は忙しいが頭は暇」なので色々聞きながらルアーを磨いてます。
今日のお供はクランカー木村さんのラジオ。
リールパーツでお馴染みのオフィスZPI の黒川さんという方がゲストだったのですが、初耳な話がたくさんあってフムフムと聞き入ってしまいました。
http://crankersradio.seesaa.net/archives/201711-1.html
心に残った話を一つ。
最近はリールのモデルチェンジのサイクルが早いですよね。
モデルチェンジのたびに、そのリールに対応するパーツを出されるそうですが、発売するのが遅いと言われたりする事もあるんだそうです。
「気になるところを一つずつ一つずつ解決していくとですね、結局時間が掛かっちゃうんです」
黒川さんはそう仰っていましたが、本当にその通りだと思います。
道具作りは、一つ一つ問題を見つけて潰していくしかない。
もし今使っている道具にストレスを感じないとしたら、それは偶然じゃなくてどこかの誰かが一つ一つ問題を解決したという事です。
当たり前ですけど、そこに掛けた労力、時間、資金の事を思うとクラクラしちゃいます。
願わくばそういう道具を使いたいですよ、ユキトモは。

バームクーヘンで有名なクラブハリエの、その大元の和菓子屋であるたねやさんのテーマパークとでも言ったらいいんでしょうかね。
琵琶湖の北湖東岸、近江八幡市にあります。
ここに来るのは2度目ですが、今回も悪天候にもかかわらずなかなかの賑わいでした。
駐車場には他府県ナンバーがいっぱい。
ジブリっぽい外観の雰囲気と、トウキョウ的な店内インテリアの感じが超フォトジェニックです。
インスタ映えです。
女子を連れて行くと喜ばれること間違いなしです。
バズボンの初回ロットカラーを、スローテーパーさんに納品しました。
既報の通り、現在製作中のセカンドロットは別の3色を塗りますので、初回カラーをご希望の方はスローテーパーさんまでご連絡ください。
http://slowtaper.com/index.html
スローテーパーの林さんには、トップウォーターについていろいろ勉強させてもらっています。
オールレンジの釣人とはやっぱりアングルが違うんですよね。
今年も唸らされたので、来年は林さんを唸らせるのが目標です。
今朝の一匹!ほれぼれする魚体でした。
— 行友光 (@rokudokubu) 2017年11月16日
新しいルアーをどういうセッティングにするか、行ったり来たりを繰り返していますが、こういう魚が釣れているのは初期のモデルばかり。
ちょっとずつキーが絞り込めてきた気がします。 pic.twitter.com/SE64wmZ58i
いや~太い魚はたまりませんね!
長さは51センチ、ウェイトはスケールを忘れてしまったので量りそこねましたが、2キロ後半はいってたでしょう。

今朝はそこそこの冷え込み。
南寄りの風が吹いていて、わずかに波気がありました。
車を停めてポイントまでてくてく歩いていくと、まだ朝早いのに先行者が。
やりたい場所が2か所あったのですが、両方とも埋まっていたので別の場所へ移動。
この状況が、結果的に吉と出ました。
移動した先は超久々に入ったポイントだったので、残りウィードを探しながらの釣り。
今テストしているルアーだと、エビモが残っているところとの相性が良い感じです。
ほどなくして、茶色く枯れかけたエビモが引っかかってきたので、重点的にそこを探るとグンッと当たりました。
ルアーを泳がせているレンジは1.5メーターくらいです。
ウィードにはタッチさせないように釣っています。
今回の魚は初期のプロトタイプを使って釣れたので、やっぱりこっちの方向性で仕上げていこうかなと気持ちが傾いてきました。
こういうグラマラスな魚を欺けるなら、その方向性に賭けるべきなんじゃないかと。

「含浸製法」
読んで字のごとく「含ませて」「浸す」技術が使われているようなんですが、これを見てピンとくるものがありました。
考えてみれば、普通に溶かしたチョコレートとコーンパフを混ぜ合わせても、奥までしっかりチョコレートを浸み込ますことは難しいはずです。
でもルアー作りの、と言うかフィギュアを作ったりするキャストの注型技術を使えば、しみチョコが作れるじゃん!と。
その技術とは真空注型です。
型にキャストを流し込んだ後、真空脱泡機を使って空気を抜き、常圧に戻すことで型の隅々までキャストを流し込むやり方です。
そう言われてもチンプンカンプンですよね。
まそういう技術があるんです。
で、その技術を使えばコーンパフの隅々までチョコを浸み込ませられるはずだ、と。
さっそく含浸製法について調べてみたらビンゴでした。
やっぱり真空技術を使うみたいです。
http://www.tanizawakaki.co.jp/jirei/detail.php?id=2
これって、チーズとかでも出来そうですよね。
しみチーズ。
美味そうじゃないですか。
検索に「しみチーズ」は引っかからないので、上手くすれば一儲けできるかも(笑
六度九分にも真空脱泡機があるので、ちょっと試しにやってみますか。
ルアー作りで言うと、木のブランクにコーティング剤を浸み込ます時もこの技術が使えます。
ただ、例えば軽いバルサ材にコーティング剤を含浸させてしまうと、重くなるのであんまり意味がありません。
こういう場合は、表面硬度を高める方がよっぽど大事です。
朝練(というかユキトモの場合は朝テス)に行くべく5時に目覚めたものの、屋根を叩く雨音がけっこうな音量だったので二度寝してしまう。
こういう日もありますですよ。
でもこの季節の釣りは今しかできないと思うと、やっぱり出来るだけフィールドには出たい訳であります。
明日からまた行こう。

今日の仕事はカラーサンプルづくり。
次回出荷分のバズボンは、新たに3色を塗る予定なのですが、その内1色はゴールド系になります。
ちょっとフラッシングを強めに仕上げる予定。
ボワっと明るい、存在感のあるカラーになります。
ここにエラ模様とストライクドットも追加するつもりです。
あとの2色も何となくは決まっているのですが、まだ流動的。
がっつり蛍光色も塗ってみようかな。
初回がシルバー、ホワイト、ブラックだったので、それらとは違う感じになると思います。
長らく格闘を続けている新しいモールドは、ようやく成功率98%くらいのところまで到達しました。
完ぺきとは言えませんが、ほぼほぼOK。
あとは運用しながら、ちびちび改善していきます。
それでは今日はこの辺で。
小一時間だけ、思い出の野池に寄って新しいルアーを投げてきましたが、そんなに甘いはずもなく。
ウィードのタッチ感、レンジキープ力、手元に伝わる振動の変化など、色んな環境で試すのが目的っちゃ目的なので良いんですけどね。
釣りたかったさ。
いつだってそうなんだけどさ。

当然、ウェイトの調整もしながら違いを見るんですが、最近はもっぱらTGグレネードのお世話になっています。
板鉛も良いんですけど、貼ったり剥がしたりをしていると粘着力が落ちて使えないんですよね。
ざっくりと変化を確認するときはTGグレネードが便利です。
今回は振動とレンジキープのバランスが今一つだったので、次は振動を強めに出すセッティングを試してみる予定。
帰省の前日はクランカー木村さんより急遽連絡があり、午後から湖上へ。

最近の釣行で調子よく釣って下さっているプロトクランクベイトでサクッと釣られてました。
ウィードが結構抜けているところを狙われていたのが印象的でした。
ユキトモは無。
関東ではアツタ名人がバズボンで釣ってくれていました!
バズボンでも釣りました❗
— @_@ (@president1980) 2017年11月12日
〆はバズボンでと思いラスト1時間はバズボンのみキャストしました。#六度九分#BuzzBong#バズボン pic.twitter.com/1YO0eqSG5q
トップウォーターにはなかなかな厳しい季節になってきましたが、こうやって釣ってもらえるといやー嬉しいです。
一日快晴、西日が強くなる水温が上がりきったタイミングのトップという感じですかね。
丸一日釣行したいなぁ。

https://www.flwfishing.com/news/2017-11-05-top-10-baits-from-kentucky-lake
オリジナルザラスプークにワッパープロッパーという、インパクトの強い画像だったので思わずクリック。
11月2日から4日にかけてケンタッキーレイクで行われたこの大会は、かなりトップウォータープラグが有効だったらしく、他にもペンシルで釣っている方が多数いました。
11月のこの時期にトップウォータープラグがメインパターンになる事もあるんですね。
ちょっと行ってみたいですやん。

それともう一つ気になったのが、こちらの見慣れないワーム。
よくよく読んでみると、ジャバロンのフェイクを出しているメーカーが、さらにシャッドテールをくっつけているモデルみたいでした。
使っているチャターベイトがジャックハンマーというのも、なかなか凄い組み合わせ。
この方はシャワーブローズでも釣られていたので、エバーグリーンがスポンサーなんでしょうかね。
アメリカのトーナメントを見ていると、アフターの時期と秋はけっこうトップウォーターが上位のパターンに食い込んでます。
先日、フカシンさんがエリートシリーズ昇格を決めたサザンオープンの試合でも、バズベイトを組み込んでいる選手が何人かいましたし。
こういうのを見てると、なんか楽しくなってきちゃいませんか?
曇天&小雨交じりで雰囲気は良かったですが、ノーバイトでした。
釣り人はたくさん。

魚くん次は釣れておくれよ、と水辺のゴミを拾ってきました。
このゴミ袋、ご存知の方も多いと思いますが、京都の釣具屋「バスフィールド」さんの発案で作られた物です。
レジ袋でゴミ拾いするのなら、オリジナルでゴミ拾い袋を作ろう!と始められたそうです。
これは本当に凄いアイディアだなとユキトモは思いました。
まず大前提として、日常的にゴミ拾いをしている人でないと思いつかないだろうという点が一つ。
私も拾う方ではありますが、コンビニで買い物をした時(レジ袋が手元にある時)とか、ゴミ袋が無いときは実害のある釣り糸とかくらいで、そんなに熱心な方ではありません。
これくらいのスタンスだと、ゴミ拾い袋を作ろうという発想は出てこないでしょう。
ゴミを拾おうという気になるためには、まずゴミ袋が必要なんですよね。
ゴミ袋があると「ちょっと拾って帰るか」という気になりやすいんです。
「ついで」な存在であるレジ袋も良いんですが、より目的のハッキリしたゴミ袋があると、その気になり易いという効果もあると思います。
で、さらに凄いなと思ったのが、このゴミ拾い袋は協賛を募って作られている事です。

様々なメーカーや団体さんが協賛することで、認知のされやすさや説得力は増しますよね。
こうして私も書いているくらいですし(手前味噌ですが六度九分も協賛させて頂きました)。
こういう事はみんなでやる、というのも大事だと思います。
ゴミ拾いは良い事!という社会的合意があるせいか、ゴミを拾うと心に余裕ができますよね(ユキトモだけ?)。
水辺が奇麗になるというのも素晴らしい事ですが、自分の気分が変わるというのがゴミ拾いの効用としてバカにできません。
真剣な釣りモードから、頭の中が切り替わるんです。
10分くらいあればそこそこゴミは拾えてしまうので、それで十分だと思います。
いい気分転換になりますですよ。
ちなみに件のゴミ拾い袋はバスフィールドさんで買えます。
100枚で500円だそうです。
こちらの記事に詳しく書いてあります。
https://ameblo.jp/bassfi/theme-10062211257.html
たまには拾おうぜ!ごみ!
三日前に80%の仕上がりと書きましたが、そこからが予想以上に険しい道のりです。
四日間を使ってどうにか95%のところまで来ましたが、そこからにっちもさっちも行きません。
いや参りました。
モヤモヤを抱えつつ他の仕事をしてお茶を濁したりしていますが、現在の本丸であるモールドの壁を超えないと先へ進めないので困ってます。
あんまりゲートは広げたくないんだよなぁ。
アイディアが湧かないなぁ。
明日こそはクリアできますように。
思うところあって、昨日のモデルから少し方向修正。そしたら今まで釣れていなかったタイプの魚が出ました。ブログにも少し書きましたが、バイトを増やすならこっちだなぁ。 pic.twitter.com/l2lotWzSzo
— 行友光 (@rokudokubu) 2017年11月6日
もう一つの課題である新しいルアーは、また一歩前進しました。
昨日までの結果を踏まえて別のタイプをさっそく試作してみたところ、あっさり結果が出ました。
ちびっこバスでしたが、なるほどそうですかと思わせてくれる一匹は嬉しいですね。
今までのタイプだとクリアウォーター向けな感じだったのですが、新しいタイプは濁っている水も行けそうな感じです。
ちょっとスピナーベイトっぽいんですよね。
少しいじるだけで、効きそうな場所やシチュエーションがガラッと変わるのもルアーの面白さですな。
明日も早起きじゃ!
行きがけにある道路沿いの気温計は6℃でした。
今朝の一匹。ダブルフックを試し始めてのファーストフィッシュ。使用感については圧倒的にダブルが◯。すり抜けが断然良い。針掛かりについてはまだ何ともですが、ひとまずは掛かったので良し。一歩前進。 pic.twitter.com/MckSG71d97
— 行友光 (@rokudokubu) 2017年11月5日
このルアー、まだ今のところ8匹釣っただけなのですが、そのうち何と5匹が50アップというホームランバッターなのです。
最大57センチ。
たいしてビッグサイズのルアーでもないのに、こういう結果が出るとバスって改めて謎な魚だなと思います。
すんごいルアーなんじゃないかとユキトモはまあまあ浮足立っている訳ですが、ここ最近投げ込んでみてひとつ懸念が浮かんできました。
期待したほどバイトが多くないんですよ。
贅沢な話ですが、ルアーの強さやサイズ感のバランスからいって、もう少しバイトが出てもおかしくないのに、予想した釣れ方とけっこうズレがあります。
良いシーズンだけに余計に。
もう少し長い目で見ないと何とも言えませんが、ちょっと軌道修正するかもしれません。
今回のルアーに関しては、数も釣れるしビッグフィッシュも釣れるルアー、要するにとにかく王道を目指しています。
それはRTOであり、ワンテンであり、ブザービーターであり。
そういうルアーは何を持っているのか。
大事なことは何か。
重ねてきた研究をこのルアーに思いっきりぶつけてやろうじゃないかと、そういう気概で毎朝早起きしている訳であります。
明日も頑張るぞ!
えいえいおー!
本日のクランカー号は、BATNETカテゴリー2に出場してきました。
— クランカー木村 (@kurakimu) 2017年11月5日
結果は4本4700で、7位でした。
4本とも六度九分プロトクランクでした。
リミットメイクならずが残念でした!
愛と平和の六度九分クランキン!
北山さん、ビーストさん、写真、ありがとうございました! pic.twitter.com/ypffqRNHax
去年も同じ時期にじゃんじゃん釣って下さっていたクランクベイトです。
開発はすっかり停滞中ですが、こういう風に釣ってもらえると尻を叩かれる思いです。
作らねば。
クランカー木村さん、いつも有難うございます!
それともう一つ。
クランカー木村さんと言えば、最近ではラジオの人としても有名ですね。
Cranker's Radio
木村さんの幅広い人脈から毎回ゲストを迎え、ディープな話が繰り広げられるクランカーズレディオ。
これが木村さんのディープクランキンか!というね、あれですよ。
もうずいぶん時間が経ってしまいましたが、愚性ユキトモも喋らせてもらいました。
マーマーを創った男
まだ聞いていない方はぜひチェックを。
面白いと評判ですますはい。
気付いたらもう22時ですよ。
やれやれ。
新しいモールドのテスト結果はまずまずでした。
80点はあげてもいいでしょう。
仕上がりが美しいのなんの。

ね。
このパーティングライン。美しい。
別に完成したルアーとは関係のないところですが、作っている最中に気分が良いというのは、製作のモチベーションを保つうえでバカにできない事なんです。
これで下地作りもスピードアップするはずですし。
ただ3回流してみたところ、どうしても気泡が抜けきらない箇所があるので、明日はその修正からスタートする予定です。
それと、仕上がり重量にわずかなズレが見られたので、その修正もしてやらないと。
新しい色のサンプルもそろそろ仕上げねば。
やる事いっぱい。
犀の角のようにただ独り歩め、ですな。
朝練にも行ってきました。
しかしノーバイトでタイムアップ。
ちょっと魚を見失ってます。
ハスのボイルは割と岸近くで見られますし、カイツブリ、シラサギ、カワウもルアーの届く範囲をうろうろしてますし、沖びき網漁をする漁船もかなり岸寄りですし。
バスも近くに居るはずなんですが。
エリアとルアーのマッチングがまだ掴み切れておらず、手探り状態が続いています。
ルアーは悪くない!
悪いのは使ってる人!
やれやれ。
マストの仕事だけでもこなすべく、ベッドからどうにか這い出てちびちび今日の仕事を進めました。
追加のバズボンを製作中なのですが、悩んだ末に新しい型を作ることに決めました。
なので、今はその型作りを進めています。
より良くなる可能性があると、試さずにはいられず、結果完成が遅れていくといういつもの悪いパターン。
でもルアーが良くなるならそれが全てじゃないですか。
新しい型は、作り方自体を変えています。
けっこう笑えない量のシリコンを使うので、失敗したらダメージ大。
頼むから上手くいってね。
明日は朝からテストショットです。
型の写真はNGなので、代わりにと言っちゃなんですがバズボンの目玉の写真。

バズボンは目も自家製です。
試作のルアーも少しだけ前進。
金属パーツに使う素材をいろいろ試しているのですが、とうとう六度九分はジュラルミンに手を出しましたよ。
さっそくパーツを作って試してみたところ、なかなかの硬度で曲がりに対しては満足のいく耐久性。
ただ、意外と摩滅が早く、採用できるかどうかは微妙なところ。
めっちゃ釣れたら全然アリですが、その辺はこれからですね。
とかなんとかやっていたら、お昼過ぎに頭痛は消えてくれました。
明朝は朝練に行けるかな。
連休中日で人が多いかな。
どこ行こうかな。
色々と試したい事が山積みなので、朝の2時間を使ってちびちびテストを進めています。
塵も積もれば山となってくれるはず。
今朝(11月2日)は釣れませんでしたが、10月30日は丸々太ったやつが釣れました。

うっとりしちゃいましたよこの魚体。
2017年のベストフィッシュと言っても言い過ぎじゃないかも。
ルアーは、今年の頭に良い魚をポンポンと連れてきてくれた細長い奴です。
この冬はこのルアーと一蓮托生です。
作り込みます。
押忍。
この魚の写真を撮っている時に、メインで使っているリール(06アンタレスDC)を水没させてしまったので、今日は自分でオーバーホールしてました。
普段から割とこまめにギヤボックスを開けて掃除&グリスアップはするんですが、今回はウォームシャフトまで分解。
砂が噛んじゃったんです。

ウォームシャフトは美しいパーツですなぁ。
超音波洗浄機で隅々まで汚れを落として調整したので、また明日から頑張ってもらいます。
ちなみにこのリール、釣り友達だったビャスさんの形見でAYSさんから譲り受けたものです。
早く鬼籍に入ってしまったビャスさんは、とんでもない釣りウマでした。
福島県から琵琶湖へも足を運んでいたビャスさんのリールを、今こうしてメインで使っていると思うと不思議な感慨があります。
何せいいリールです。
ローラークラッチが洗浄してもイマイチになってしまったのでパーツ注文をしましたが、トラブルはそれぐらい。
まだまだこの先長い付き合いになりそうなリールです。