2013/09/30 (Mon) 9月27日の釣行
先週の金曜日、ニシネルアーワークスのテスターである稲吉さんとご一緒させていただきました。
台風18号の影響も、さすがに2週間経つと落ち着きを取り戻しつつあり、朝一番に入った場所では水中の小魚を視認できるくらいでした。

開始まもなく、稲吉さんがキングマーマーで釣って下さいました!
ウィードに当たったルアーを止めて、フワッと浮かせたタイミングでひったくっていったそうです。
稲吉さんは、ディープクランクなどの場合でも、ウィードをバシバシ切っていくより、ほぐすイメージで丁寧に巻いてくる事が多いそうです。

移動した先、今度は濁ったエリアで再び稲吉さんの操るビーツァM5にヒット!
ビーツァは新しいモールドに移行されるそうですが、そのタイミングで改良を加えられているようで、今は2タイプを試されているそうです。
M5に手を加える余地があるのだろうかと傍目からは思ってしまいますが、もっと良くなるはずだという西根さんのストイックさを垣間見た気がしました。

私も負けじと釣りました。
Vibyの一回り大きいモデル(グーマーマーくらい)のレンジがぴったりだったので、気持ちよく巻いたらクンッというバイトが出ました。
ここでは魚が群れていたらしく、もう一匹追加。


バクシンスピナーベイトでも釣れました。
アーロンマーティンスが愛用しているという、かなりコンパクトなモデルで、巻き感が面白いほど軽いんですよ。
小さめのブレードとヘッドウェイトのバランスがいいのかしら。
バイブレーションがしっかり伝わってくるので、ウィードが濃くてクランクを巻き辛いところで投入しておりました。
お昼頃にはアタリが遠のいて難しい時間が続きました。
繊細な方向で釣りを展開していたのですが、なーんにも起こりません。
魚が居ないわけが無いので、ガラリと展開を変えてみましょう。
インパクトを与えてとっさに口を使わせるべく、横綱をセレクト。

やったー!グッドコンディション!!
なんだかんだで2013年の初横綱フィッシュのような気がします。
キングばっかり投げてたからさ。
水深のある橋脚でサスペンドしている魚を釣ったんですが、こういう大場所で魚を引っ張ってこようと思ったら、やっぱり横綱のサイズ感が生きてきますね。
夕刻、朝一番のエリアに入りなおしてキングマーマーで〆ました。

レモンイエロー、単色を選んだには訳があります。
前回のバクシンさんとの釣行で、同じように夕方にキングマーマーを使って水面でかなり大きそうな魚のバイトを取りました。
しかし悔しい事に、針掛かりしませんでした。
その時に使っていたカラーはラメギル。
それなりに光量のある状況なら、馴染みつつ目立つラメギルの出番が多いのですが、日が落ちてくると周囲に溶け込んでしまいます。
水面が荒れていたらなおさら。
そういう苦い経験をしていたので、暗順応しきる前に見えやすいであろう単色の白系でシルエットをはっきりさせようと思った訳です。
なおかつ蛍光イエローなら間違いないだろう、と。
直前に塗った甲斐があったってもんですよ。
もうちょっと数を釣ってみないとなんともいえませんが、我々は結果からモノを考える人間ですから、ひとまず手駒に加わりました。
稲吉さんにご案内して頂いた今回の釣行では、コアユとリンクした釣り、ウィードが減り始める初秋の釣りを勉強する事ができました。
長年釣り続けていらっしゃる方の経験知は、何物にも変えがたいですね。
稲吉さん、本当にありがとうございました!
台風18号の影響も、さすがに2週間経つと落ち着きを取り戻しつつあり、朝一番に入った場所では水中の小魚を視認できるくらいでした。

開始まもなく、稲吉さんがキングマーマーで釣って下さいました!
ウィードに当たったルアーを止めて、フワッと浮かせたタイミングでひったくっていったそうです。
稲吉さんは、ディープクランクなどの場合でも、ウィードをバシバシ切っていくより、ほぐすイメージで丁寧に巻いてくる事が多いそうです。

移動した先、今度は濁ったエリアで再び稲吉さんの操るビーツァM5にヒット!
ビーツァは新しいモールドに移行されるそうですが、そのタイミングで改良を加えられているようで、今は2タイプを試されているそうです。
M5に手を加える余地があるのだろうかと傍目からは思ってしまいますが、もっと良くなるはずだという西根さんのストイックさを垣間見た気がしました。

私も負けじと釣りました。
Vibyの一回り大きいモデル(グーマーマーくらい)のレンジがぴったりだったので、気持ちよく巻いたらクンッというバイトが出ました。
ここでは魚が群れていたらしく、もう一匹追加。


バクシンスピナーベイトでも釣れました。
アーロンマーティンスが愛用しているという、かなりコンパクトなモデルで、巻き感が面白いほど軽いんですよ。
小さめのブレードとヘッドウェイトのバランスがいいのかしら。
バイブレーションがしっかり伝わってくるので、ウィードが濃くてクランクを巻き辛いところで投入しておりました。
お昼頃にはアタリが遠のいて難しい時間が続きました。
繊細な方向で釣りを展開していたのですが、なーんにも起こりません。
魚が居ないわけが無いので、ガラリと展開を変えてみましょう。
インパクトを与えてとっさに口を使わせるべく、横綱をセレクト。

やったー!グッドコンディション!!
なんだかんだで2013年の初横綱フィッシュのような気がします。
キングばっかり投げてたからさ。
水深のある橋脚でサスペンドしている魚を釣ったんですが、こういう大場所で魚を引っ張ってこようと思ったら、やっぱり横綱のサイズ感が生きてきますね。
夕刻、朝一番のエリアに入りなおしてキングマーマーで〆ました。

レモンイエロー、単色を選んだには訳があります。
前回のバクシンさんとの釣行で、同じように夕方にキングマーマーを使って水面でかなり大きそうな魚のバイトを取りました。
しかし悔しい事に、針掛かりしませんでした。
その時に使っていたカラーはラメギル。
それなりに光量のある状況なら、馴染みつつ目立つラメギルの出番が多いのですが、日が落ちてくると周囲に溶け込んでしまいます。
水面が荒れていたらなおさら。
そういう苦い経験をしていたので、暗順応しきる前に見えやすいであろう単色の白系でシルエットをはっきりさせようと思った訳です。
なおかつ蛍光イエローなら間違いないだろう、と。
直前に塗った甲斐があったってもんですよ。
もうちょっと数を釣ってみないとなんともいえませんが、我々は結果からモノを考える人間ですから、ひとまず手駒に加わりました。
稲吉さんにご案内して頂いた今回の釣行では、コアユとリンクした釣り、ウィードが減り始める初秋の釣りを勉強する事ができました。
長年釣り続けていらっしゃる方の経験知は、何物にも変えがたいですね。
稲吉さん、本当にありがとうございました!
2013/09/26 (Thu) viby/リップの付いたルアーです
もう何年もリップレスのルアーを作り続けてきた六度九分ですが、今年に入り、リップものへの興味が再燃してきました。
で、それがようやくカタチになってきました。

あとは巻き感の微調整を残すのみです。
今回のモデルにはviby(バイビー)と名付けました。
バイブレーションのようなハイピッチタイトアクションからのネーミングです。
昨日のバクシンさんとの青野ダム釣行でも、サイズはともかく魚に触る事ができました。

シャロー、ミッド、ディープと3タイプを平行して作っていますが、この魚はシャローモデルで釣れました。
このシャローモデルが一番難しくて、少々頭を抱えています。
SRでタイトで心地よい巻き感ってまずまずの難題なんですよ。
どうすりゃいいんでしょうね。あー悩ましい。
昨日は夕方になって、バクシンバズベイトのディアブロが手を付けられないほどのバイトラッシュに入り、私もあやかって2匹釣らせて頂きました。

このバイトラッシュからは良いヒントを頂きました。
クランクにも転用できるかなぁ。
で、それがようやくカタチになってきました。

あとは巻き感の微調整を残すのみです。
今回のモデルにはviby(バイビー)と名付けました。
バイブレーションのようなハイピッチタイトアクションからのネーミングです。
昨日のバクシンさんとの青野ダム釣行でも、サイズはともかく魚に触る事ができました。

シャロー、ミッド、ディープと3タイプを平行して作っていますが、この魚はシャローモデルで釣れました。
このシャローモデルが一番難しくて、少々頭を抱えています。
SRでタイトで心地よい巻き感ってまずまずの難題なんですよ。
どうすりゃいいんでしょうね。あー悩ましい。
昨日は夕方になって、バクシンバズベイトのディアブロが手を付けられないほどのバイトラッシュに入り、私もあやかって2匹釣らせて頂きました。

このバイトラッシュからは良いヒントを頂きました。
クランクにも転用できるかなぁ。
2013/09/17 (Tue) ウォルトン/琵琶湖と西日本の静かな釣り
先日、ウォルトンという釣雑誌が取材にお越し下さいました。

とても素晴らしい雑誌です。
タイトルはもちろん、かのアイザック・ウォルトンから拝借されたそうです。
「琵琶湖と西日本の静かな釣り」というサブタイトルが付き、名刺には「over40の釣雑誌!」と刷られていると言えば、雑誌の雰囲気は伝わるのではないでしょうか。
でも、こういう風に書くと誤解されそうですね。
趣を重視した本でしょ、関西の話でしょ、自分には関係ないや、って。
編集者である北原さんとお会いしたのは今回が初めてだったんですが、凄い方でした。
具体的には、釣りの本を収納するためだけにレンタルスペースを借りてしまうような方です。
ご自身のカヤックでの釣りの話や、琵琶湖のホンモロコの増減の原因の話なんかも面白かったなぁ。
サカナヘンノヒトタチという、釣り人による釣りにまつわるグループ展にも、参加されているそうです。
関西釣文化に深く身を浸していらっしゃる事がひしひしと伝わってきました。
そんな北原さんという変わった(失礼!)編集者を軸にウォルトンは作られているので、ユニークな雑誌となるのは必然なのでありまして。
コアユの産卵不調の話なんて、他じゃちょっと読めないでしょ。
サム山岡さんによる、湖西のプラッギングのお話も勉強になりました。
クリアウォーターで、かつ浜のような広いフラットから魚を誘い出すのって、想像するだけで難しそうじゃないですか。
長年そういう釣りをされている山岡さんのお話には、ヒントが散りばめられていました。
雑誌全体に通奏低音として流れるのは、対象魚だけじゃなく周りの環境から釣りを考える態度です。
目線がちょっと引いている印象と言いますか。
釣りの視点を新たにするという意味で、ぜひ関西圏以外の方にもお読み頂きたいウォルトン。
おススメです!
しかし改めて読み返していたら、私も何か書きたくなってきました。
北原さーん、ご一考いただけませんか~!

とても素晴らしい雑誌です。
タイトルはもちろん、かのアイザック・ウォルトンから拝借されたそうです。
「琵琶湖と西日本の静かな釣り」というサブタイトルが付き、名刺には「over40の釣雑誌!」と刷られていると言えば、雑誌の雰囲気は伝わるのではないでしょうか。
でも、こういう風に書くと誤解されそうですね。
趣を重視した本でしょ、関西の話でしょ、自分には関係ないや、って。
編集者である北原さんとお会いしたのは今回が初めてだったんですが、凄い方でした。
具体的には、釣りの本を収納するためだけにレンタルスペースを借りてしまうような方です。
ご自身のカヤックでの釣りの話や、琵琶湖のホンモロコの増減の原因の話なんかも面白かったなぁ。
サカナヘンノヒトタチという、釣り人による釣りにまつわるグループ展にも、参加されているそうです。
関西釣文化に深く身を浸していらっしゃる事がひしひしと伝わってきました。
そんな北原さんという変わった(失礼!)編集者を軸にウォルトンは作られているので、ユニークな雑誌となるのは必然なのでありまして。
コアユの産卵不調の話なんて、他じゃちょっと読めないでしょ。
サム山岡さんによる、湖西のプラッギングのお話も勉強になりました。
クリアウォーターで、かつ浜のような広いフラットから魚を誘い出すのって、想像するだけで難しそうじゃないですか。
長年そういう釣りをされている山岡さんのお話には、ヒントが散りばめられていました。
雑誌全体に通奏低音として流れるのは、対象魚だけじゃなく周りの環境から釣りを考える態度です。
目線がちょっと引いている印象と言いますか。
釣りの視点を新たにするという意味で、ぜひ関西圏以外の方にもお読み頂きたいウォルトン。
おススメです!
しかし改めて読み返していたら、私も何か書きたくなってきました。
北原さーん、ご一考いただけませんか~!
2013/09/10 (Tue) キングマーマー、出荷しました!
大変長らくお待たせいたしました。
キングマーマーを出荷いたしました。
どうぞ可愛がってやってください。

出荷を終えた開放感から、昨日(9月9日)はバクシンさんと釣りに行ってきました。
で、さっそく今回塗ったキングマーマーのラメギルでナイスフィッシュが釣れました!

ライトワイヤー70×キングマーマーのタックルセッティングも板についてきました。
ブログに書きそびれていたんですが、8月にもこの組み合わせで55センチオーバーを釣っています。

7フィートMHクラスの竿って、どのメーカーもラインナップしている番手ですが、微妙にブランクが強すぎたり、グリップ側のパワーが足りず振り回される感があったりして、なかなかしっくりくる竿がなかったんです。
長時間使うと結構疲れるんですよ。
巻きの釣りとなると特に。
私も全てを試したわけではないので偉そうなことは言えませんが、少なくともライトワイヤー70に関しては「疲れにくい、大きい魚とのやり取りに負けない、硬すぎずルアーの重みを乗せやすい」という点においてすっかりお気に入りです。
ウィードを避ける(切る、ほぐす)にも適度な硬さなんですよね。
キングマーマーについてはもういいでしょ。
本当は極力投げないようにしているんですが(他のルアーのテストにならない)、釣れなくなるとつい手が伸びてしまいます。
ウチの四番でエースで主将です。
使い方は、14~16ポンドフロロで水深1メーターくらいを泳がせるただ巻きが基本です。
初めて使われる方は、そこから始めて頂けると間違いないと思います。

バクシンさんももちろん釣っていらっしゃいました!
バクシンバズの3/4オンスをメインに、場所によってはスピナーベイト各種とペンシルを混ぜ合わせて釣りを展開されていました。
夕方、立て続けに釣れた2匹のバイトシーンは凄かったなぁ!

そうそう、ワタクシは前回の記事で載せていたプロトでも釣れました。
「厳しい状況で、貴重な一匹を連れてくる」
このコンセプトに違わぬ釣果を重ねています
今一度写真をご覧になってください。
真っ青な空、凪いだ水面。
厳しい一日でした(涙
詳細は追々。
なかなか難しい状況でしたが、やっぱり釣りに行くと元気が出ますね!
バクシンさんには色々と手の内を見せていただいたので、今後の釣りに活かしていきたいと思います。
ふふふ。
キングマーマーを出荷いたしました。
どうぞ可愛がってやってください。

出荷を終えた開放感から、昨日(9月9日)はバクシンさんと釣りに行ってきました。
で、さっそく今回塗ったキングマーマーのラメギルでナイスフィッシュが釣れました!

ライトワイヤー70×キングマーマーのタックルセッティングも板についてきました。
ブログに書きそびれていたんですが、8月にもこの組み合わせで55センチオーバーを釣っています。

7フィートMHクラスの竿って、どのメーカーもラインナップしている番手ですが、微妙にブランクが強すぎたり、グリップ側のパワーが足りず振り回される感があったりして、なかなかしっくりくる竿がなかったんです。
長時間使うと結構疲れるんですよ。
巻きの釣りとなると特に。
私も全てを試したわけではないので偉そうなことは言えませんが、少なくともライトワイヤー70に関しては「疲れにくい、大きい魚とのやり取りに負けない、硬すぎずルアーの重みを乗せやすい」という点においてすっかりお気に入りです。
ウィードを避ける(切る、ほぐす)にも適度な硬さなんですよね。
キングマーマーについてはもういいでしょ。
本当は極力投げないようにしているんですが(他のルアーのテストにならない)、釣れなくなるとつい手が伸びてしまいます。
ウチの四番でエースで主将です。
使い方は、14~16ポンドフロロで水深1メーターくらいを泳がせるただ巻きが基本です。
初めて使われる方は、そこから始めて頂けると間違いないと思います。

バクシンさんももちろん釣っていらっしゃいました!
バクシンバズの3/4オンスをメインに、場所によってはスピナーベイト各種とペンシルを混ぜ合わせて釣りを展開されていました。
夕方、立て続けに釣れた2匹のバイトシーンは凄かったなぁ!

そうそう、ワタクシは前回の記事で載せていたプロトでも釣れました。
「厳しい状況で、貴重な一匹を連れてくる」
このコンセプトに違わぬ釣果を重ねています
今一度写真をご覧になってください。
真っ青な空、凪いだ水面。
厳しい一日でした(涙
詳細は追々。
なかなか難しい状況でしたが、やっぱり釣りに行くと元気が出ますね!
バクシンさんには色々と手の内を見せていただいたので、今後の釣りに活かしていきたいと思います。
ふふふ。