2012/04/19 (Thu) 4月18日の釣行記
2週間ぶりに高梁川で浮かんできました。
春の水中はことさら変化が大きいので、前回を引きずり過ぎないようにせねば、なんて考えながら釣り場に到着。
さっそく水温を計ってみましょう。

13度、か。
思いのほか上がっていません。
この2週間で桜が咲き、散り、ずいぶん暖かくなった気でいましたが、確かに冷たい雨が降ったりストーブをつけたりした日もありました。
トータルでこんなもんなのですね。
いきなりの想定外。
行きの車内では、2週間前よりも浅いところを中心に狙うつもりでいたんです。
三日前のまとまった雨の影響でささ濁りしていれば、シャローを狙う理由がさらに増えるな、と。
しかし、この予想も見事に外れました。
むしろ透明度が上がっていて(光量の関係もあると思いますが)、普段は見えないボトムが見えるくらいでした。
なるほど。
朝の釣り場で入手したリアルタイムの情報を並べ、しばし沈思。
よし、とりあえず2週間前に釣れた場所に行ってみましょう。
釣りはじめて間もなく、早い段階でアタリがありました。
ゴンゴンと強い首振りだったので一気に緊張感が高まりましたが、寄せてみると50センチほどのナマズでした。
幸先が良いような悪いような。
一等地に君が居るということは、はて?
その後もしばらく投げ続けてみましたが、ウンともスンともいいません。
水温はあまり変わらないけれど、もしかしたらやっぱり浅い方に移動しているのかしら。
前回は流さなかった岸沿いを狙ってみる事にしました。
高梁川は全体的に岸際がプアなので、流木があるところやウィードパッチがあるところ、水深変化があるところを重点的に撃っていきます。
ルアーは、水深に合わせてキングやダイヴやアトムをローテーション。
急潜行させたい場合にウチのルアーは向かないので、ファットフリーシャッドの小さいやつとビーツァのM7も交えながら。
穏やかな北風に流されるまま釣り進みましたが、まるで生命感がありません。
ウグイス、シジュウカラ、エナガなんかはぴょんぴょんと活発に飛び回り、鳴きあっていました。
しかし、こと水面下となると小魚一匹見つけることが出来ません。
やっぱり一段深いところなのでしょうか。
朝の場所に入り直してみるか。
戻ってみると、岸際から1メートルほどの幅でマッドラインが出来ていました。
高梁川ではシジミを取る船が少なくないのですが、沖で旋回を繰り返す船の引き波が影響しているようです。
どんぶらこざんぶらこと大波を乗り越え、水面が落ち着く前にフルキャスト。
わずかにボトムを感じながら巻いていると、ゴンッという明確なアタリがきました。
またナマズかも、なんて疑いつつ期待しつつリールを巻きます。
突如、竿でいなす間もなく、水面で激しく首を振りました。
バスだ!しかもデカイ!!
一瞬にして身体が強張りました。
ボート際で何度も突っ込まれながらも、どうにかハンドランディング。
やったー!!

これぞ春のバス!

キングマーマー・ダイヴを丸呑みでした。
やっぱり魚が居る可能性が高い場所は、タイミングを変えて入り直さねばですね。
特に春は、魚のスイッチのオンオフがはっきりしている気がします。
結果的には前回と似たようなシチュエーションで釣れましたが、ナマズが2匹釣れたり(さらにチェイスもありました)午後から回った場所ではフナがシャローに大挙していたりと、季節の進行も感じられました。
アクエリアスも500mlじゃ足りなかったし。
次に行った時はどうなっているんでしょうね。
今度はいつ行けるかな(手帳をパラパラ)。
春の水中はことさら変化が大きいので、前回を引きずり過ぎないようにせねば、なんて考えながら釣り場に到着。
さっそく水温を計ってみましょう。

13度、か。
思いのほか上がっていません。
この2週間で桜が咲き、散り、ずいぶん暖かくなった気でいましたが、確かに冷たい雨が降ったりストーブをつけたりした日もありました。
トータルでこんなもんなのですね。
いきなりの想定外。
行きの車内では、2週間前よりも浅いところを中心に狙うつもりでいたんです。
三日前のまとまった雨の影響でささ濁りしていれば、シャローを狙う理由がさらに増えるな、と。
しかし、この予想も見事に外れました。
むしろ透明度が上がっていて(光量の関係もあると思いますが)、普段は見えないボトムが見えるくらいでした。
なるほど。
朝の釣り場で入手したリアルタイムの情報を並べ、しばし沈思。
よし、とりあえず2週間前に釣れた場所に行ってみましょう。
釣りはじめて間もなく、早い段階でアタリがありました。
ゴンゴンと強い首振りだったので一気に緊張感が高まりましたが、寄せてみると50センチほどのナマズでした。
幸先が良いような悪いような。
一等地に君が居るということは、はて?
その後もしばらく投げ続けてみましたが、ウンともスンともいいません。
水温はあまり変わらないけれど、もしかしたらやっぱり浅い方に移動しているのかしら。
前回は流さなかった岸沿いを狙ってみる事にしました。
高梁川は全体的に岸際がプアなので、流木があるところやウィードパッチがあるところ、水深変化があるところを重点的に撃っていきます。
ルアーは、水深に合わせてキングやダイヴやアトムをローテーション。
急潜行させたい場合にウチのルアーは向かないので、ファットフリーシャッドの小さいやつとビーツァのM7も交えながら。
穏やかな北風に流されるまま釣り進みましたが、まるで生命感がありません。
ウグイス、シジュウカラ、エナガなんかはぴょんぴょんと活発に飛び回り、鳴きあっていました。
しかし、こと水面下となると小魚一匹見つけることが出来ません。
やっぱり一段深いところなのでしょうか。
朝の場所に入り直してみるか。
戻ってみると、岸際から1メートルほどの幅でマッドラインが出来ていました。
高梁川ではシジミを取る船が少なくないのですが、沖で旋回を繰り返す船の引き波が影響しているようです。
どんぶらこざんぶらこと大波を乗り越え、水面が落ち着く前にフルキャスト。
わずかにボトムを感じながら巻いていると、ゴンッという明確なアタリがきました。
またナマズかも、なんて疑いつつ期待しつつリールを巻きます。
突如、竿でいなす間もなく、水面で激しく首を振りました。
バスだ!しかもデカイ!!
一瞬にして身体が強張りました。
ボート際で何度も突っ込まれながらも、どうにかハンドランディング。
やったー!!

これぞ春のバス!

キングマーマー・ダイヴを丸呑みでした。
やっぱり魚が居る可能性が高い場所は、タイミングを変えて入り直さねばですね。
特に春は、魚のスイッチのオンオフがはっきりしている気がします。
結果的には前回と似たようなシチュエーションで釣れましたが、ナマズが2匹釣れたり(さらにチェイスもありました)午後から回った場所ではフナがシャローに大挙していたりと、季節の進行も感じられました。
アクエリアスも500mlじゃ足りなかったし。
次に行った時はどうなっているんでしょうね。
今度はいつ行けるかな(手帳をパラパラ)。
2012/04/16 (Mon) 近況報告諸々とロクマル!?
お久しぶりです。
マーマーを出荷してからもロクに更新できず恐縮です。
昨日は某所より「バカンスは終わったの?」というお電話がありました。
もしかして、製作がひと段落して遊び呆けていると思われてるのかしら。
やだなぁもう、しがないルアービルダーですからそんなに遊んでられる訳ないじゃないですか。
先週からは、プロショップオオツカさんより追加オーダーを頂いていた、キングマーマーダイヴ(トレブルフックモデル)のホイル貼りを製作しています。

オーダーを頂いてから、もうかれこれ半年くらいは経ったでしょうか。
オオツカの福田さんはあの温顔で「いつでもいいですから」と仰ってくださるのだけれど、さすがのユキトモも半年は気が引けます。
福田さん、頑張って作るので見捨てないでください。
次回本製作の準備も一歩一歩すすめております。
おかげさまで、今回リリースしたマーマーはほとんどのお店で即完売だったそうです。
苦節8年。
涙。
と言うか「もう無いの?」というお客さんからの電話がウチに直接掛かってくるなんて初めてだったので、色々と泡を喰ってバタバタしてしまいました。
そういう経緯があったので、次に何を作るかで随分悩みました。
当初はもう一度グーマーマーを作るべきかとも考えたのですが、キングマーマーを製作することに決めました。
過去の経験や釣果報告を照らし合わせると、5月後半くらいからは俄然キングマーマーが大きなバスを仕留めています。
今から作り始めれば、ベストなタイミングでお届けできるはずです。
年内にもう一度はグーマーマーも製作したいと考えておりますので、どうぞご了承ください。
ではでは今日の終わりに目の保養をどうぞ。

5月後半からが良い、と書いた矢先ですが、春先でもキングマーマーで釣る人は釣っていらっしゃいます。
いつも釣果報告を下さるjubaさんが、3月25日に野池で釣られた魚です。
ロクマルにはわずかに届かなかったそうですが、そんな事はどうだって良いじゃありませんか。
素晴らしいコンディションですね~!
jubaさん、おめでとうございました!
浅く(1メーター前後)且つある程度の規模があるフラットであれば、キングマーマーは春先でも効果的です。
思い当たる釣り場があれば、ぜひ連れて行ってやって下さい。
良い仕事しますぜ。
マーマーを出荷してからもロクに更新できず恐縮です。
昨日は某所より「バカンスは終わったの?」というお電話がありました。
もしかして、製作がひと段落して遊び呆けていると思われてるのかしら。
やだなぁもう、しがないルアービルダーですからそんなに遊んでられる訳ないじゃないですか。
先週からは、プロショップオオツカさんより追加オーダーを頂いていた、キングマーマーダイヴ(トレブルフックモデル)のホイル貼りを製作しています。

オーダーを頂いてから、もうかれこれ半年くらいは経ったでしょうか。
オオツカの福田さんはあの温顔で「いつでもいいですから」と仰ってくださるのだけれど、さすがのユキトモも半年は気が引けます。
福田さん、頑張って作るので見捨てないでください。
次回本製作の準備も一歩一歩すすめております。
おかげさまで、今回リリースしたマーマーはほとんどのお店で即完売だったそうです。
苦節8年。
涙。
と言うか「もう無いの?」というお客さんからの電話がウチに直接掛かってくるなんて初めてだったので、色々と泡を喰ってバタバタしてしまいました。
そういう経緯があったので、次に何を作るかで随分悩みました。
当初はもう一度グーマーマーを作るべきかとも考えたのですが、キングマーマーを製作することに決めました。
過去の経験や釣果報告を照らし合わせると、5月後半くらいからは俄然キングマーマーが大きなバスを仕留めています。
今から作り始めれば、ベストなタイミングでお届けできるはずです。
年内にもう一度はグーマーマーも製作したいと考えておりますので、どうぞご了承ください。
ではでは今日の終わりに目の保養をどうぞ。

5月後半からが良い、と書いた矢先ですが、春先でもキングマーマーで釣る人は釣っていらっしゃいます。
いつも釣果報告を下さるjubaさんが、3月25日に野池で釣られた魚です。
ロクマルにはわずかに届かなかったそうですが、そんな事はどうだって良いじゃありませんか。
素晴らしいコンディションですね~!
jubaさん、おめでとうございました!
浅く(1メーター前後)且つある程度の規模があるフラットであれば、キングマーマーは春先でも効果的です。
思い当たる釣り場があれば、ぜひ連れて行ってやって下さい。
良い仕事しますぜ。
2012/04/09 (Mon) 4月6日琵琶湖釣行その2
(承前)4月6日琵琶湖釣行その1
一匹目の魚をヒントに、浅い側を重点的にやってみようという事になりました。
エリアを変えて間もなく、ヨシヤマさんが投げる横綱に待望のビッグフィッシュが。

これぞ春!という魚体をした素晴らしい魚でした。
通称カネカ沖という場所で釣れたのですが、実は前回私が56センチを横綱で釣ったのもカネカ沖だったんです。
なんたる相性の良さ。
何か理由があるんでしょうか。
昨年はウィードが濃くてよく分からなかったのですが、今回散々クランクを巻いてみて分かった事があります。
あのエリアは部分的に沖まで浅いんですね。
そもそもカネカ(という工場)の建っている場所自体が岬状に張り出しており、いかにも魚が湾奥に入り込むためのルートになりそうな場所です。
岸近く、水深1.5メーターほどのラインをただ巻きしている途中でのバイトだったそうです。
ボトムを少し切るくらいの水深を長くトレースできる事、ボディサイズと強いロールアクションから生まれる発見されやすさ、ラインが張り過ぎないユルイ巻き感といった要素が、横綱とカネカ沖の相性の良さに繋がっているのかもしれません。
この魚にあやかるべく三人で横綱を投げまくりました。
が、後は続かず。
風が強くなり、バッテリーも消耗してきたので14時過ぎに一旦レイクマリーナへ戻る事に。
この判断が結果的に夕マズメの一匹をもたらしました。
この日は北西風が吹くという事で西岸を重点的に狙っていたのですが、東岸にあるマリーナに戻ってみると意外なほどに湖面が穏やかでした。
西よりも釣りしやすいじゃん。
という事で、一休みしたあとは東岸でクランキングに勤しみました。
ほどなくして畑中さんのアルカトラズに良い魚が食いついたのですが、惜しいことに水面でルアーが外れてしまいました。
この一匹で船上に再び良い緊張感が生まれました。
次の魚はワシんじゃい。
もくもくと投げる3人。
帰着間際まで投げ続け、再び畑中さんが投げたチャターベイトにこの日の最大魚が。

最後の最後で57センチのビッグフィッシュがお出ましになりました。
ボトムまで一旦沈めてから、やや底を切った状態でただ巻きしているとバイトがあったそうです。
なかなか難しい一日でしたが収穫は数知れず。
3メーターラインを気持ちよく探れるルアーを六度九分でも作りたいなぁ。
キングマーマー・ダイヴより水噛みのいいリップレスクランクも欲しいし。
マンメイドストラクチャーをピンで探って、魚を引っ張り出せるようなサスペンドルアーがあったら別の魚を狙える気もします。
作りたいルアーだらけで困るなー
一匹目の魚をヒントに、浅い側を重点的にやってみようという事になりました。
エリアを変えて間もなく、ヨシヤマさんが投げる横綱に待望のビッグフィッシュが。

これぞ春!という魚体をした素晴らしい魚でした。
通称カネカ沖という場所で釣れたのですが、実は前回私が56センチを横綱で釣ったのもカネカ沖だったんです。
なんたる相性の良さ。
何か理由があるんでしょうか。
昨年はウィードが濃くてよく分からなかったのですが、今回散々クランクを巻いてみて分かった事があります。
あのエリアは部分的に沖まで浅いんですね。
そもそもカネカ(という工場)の建っている場所自体が岬状に張り出しており、いかにも魚が湾奥に入り込むためのルートになりそうな場所です。
岸近く、水深1.5メーターほどのラインをただ巻きしている途中でのバイトだったそうです。
ボトムを少し切るくらいの水深を長くトレースできる事、ボディサイズと強いロールアクションから生まれる発見されやすさ、ラインが張り過ぎないユルイ巻き感といった要素が、横綱とカネカ沖の相性の良さに繋がっているのかもしれません。
この魚にあやかるべく三人で横綱を投げまくりました。
が、後は続かず。
風が強くなり、バッテリーも消耗してきたので14時過ぎに一旦レイクマリーナへ戻る事に。
この判断が結果的に夕マズメの一匹をもたらしました。
この日は北西風が吹くという事で西岸を重点的に狙っていたのですが、東岸にあるマリーナに戻ってみると意外なほどに湖面が穏やかでした。
西よりも釣りしやすいじゃん。
という事で、一休みしたあとは東岸でクランキングに勤しみました。
ほどなくして畑中さんのアルカトラズに良い魚が食いついたのですが、惜しいことに水面でルアーが外れてしまいました。
この一匹で船上に再び良い緊張感が生まれました。
次の魚はワシんじゃい。
もくもくと投げる3人。
帰着間際まで投げ続け、再び畑中さんが投げたチャターベイトにこの日の最大魚が。

最後の最後で57センチのビッグフィッシュがお出ましになりました。
ボトムまで一旦沈めてから、やや底を切った状態でただ巻きしているとバイトがあったそうです。
なかなか難しい一日でしたが収穫は数知れず。
3メーターラインを気持ちよく探れるルアーを六度九分でも作りたいなぁ。
キングマーマー・ダイヴより水噛みのいいリップレスクランクも欲しいし。
マンメイドストラクチャーをピンで探って、魚を引っ張り出せるようなサスペンドルアーがあったら別の魚を狙える気もします。
作りたいルアーだらけで困るなー
2012/04/08 (Sun) 4月6日琵琶湖釣行その1
半年振りに琵琶湖に行ってきました。
メンバーは前回と同じで、ルームズの畑中さん、千葉のヨシヤマさん、六度九分の3名。
まずはハイライトのこの魚から。

詳細は後ほど。
つい先日に爆弾低気圧が通り過ぎたあとは、冬型の気圧配置になってずいぶんと寒い風が吹きました。
当日朝も気温は5℃。
ネックウォーマーと手袋でしっかり防寒をして、琵琶湖大橋に程近いレイクマリーナさんから出船しました。
狙うは北西風の風裏となる西岸。
個人的に春の琵琶湖はほぼ初めてだったのですが、あんなにウィードが生えていないものなんですね。
5月から10月いっぱいのイメージしかなかったので、てっきりもっとウィードが残っているのかと思っていました。
もちろん残っている箇所もあるのですが、大半は茶色く枯れたようなウィードでした。
それでも無いよりは有った方が良いようで、ウィードが残る2.5~3.5メーターラインで船が帯状に並んで釣りをしていました。
なるほど。
四月上旬の琵琶湖はこういう感じなのですね。
私も水深にあわせて、ミッドからディープのクランクを各種投げまくります。
手持ちのルアーを色々と試してみるなかで、使い勝手がよかったのはデプスさんのカスカベル。
NLWスタッフのM木さんから「あれはいい」と以前から伺っていたので、今回の釣行にあわせて入手してみたんですが、確かに自然と手が伸びました。
と言うのは、なぜか枯れたウィードをあまり拾ってこないんです。
要因の一つはアクションの強さにあるように思います。
ディープクランクの巻き感にも色々ありますが、ブルブルと細かい振動をロッドに伝えるモノが多いなか、カスカベルはどちらかというとブルッブルッという一発々のキックが強い感じの巻き感でした。
それが枯れたウィード、つまり抜けやすいウィードにタッチした時の気付きやすさに貢献しているように思います。
で、上手くウィードを避けられてストレスなく釣りが出来る、と。
同じような理由で、ハンクルさんのK-Ⅲも非常に扱いやすかったです。
クランキングのローテーションの一角として、今回はロングビルミノーも幾つか持って行っていたのですが、昨日の状況ではK-Ⅲに軍配があがりました。
根本的にロングビルミノーは真っ直ぐ泳がすのが難儀のモノが大半ですが、K-Ⅲはリトリーブスピードに関わらず直進安定性に優れていました。
琵琶湖のような広い釣り場では、投げて巻く、を安定して行えるこの能力が結構大事だったりするんです。
それに加えて、先のディープクランクの場合と同じく、アクションが他のモノより強いので、ウィードを避けやすかったという点も集中力の維持に役立ちました。
3メーターを境に深いところではカスカベル、それより浅いとK-Ⅲという使い分けで釣り進むと、待望の一匹目が食いついてくれました。

希望のサイズにはほど遠いながら、船団よりもチョッと岸寄りを狙うという奇策が功を奏した嬉しい魚でした。
メンバーは前回と同じで、ルームズの畑中さん、千葉のヨシヤマさん、六度九分の3名。
まずはハイライトのこの魚から。

詳細は後ほど。
つい先日に爆弾低気圧が通り過ぎたあとは、冬型の気圧配置になってずいぶんと寒い風が吹きました。
当日朝も気温は5℃。
ネックウォーマーと手袋でしっかり防寒をして、琵琶湖大橋に程近いレイクマリーナさんから出船しました。
狙うは北西風の風裏となる西岸。
個人的に春の琵琶湖はほぼ初めてだったのですが、あんなにウィードが生えていないものなんですね。
5月から10月いっぱいのイメージしかなかったので、てっきりもっとウィードが残っているのかと思っていました。
もちろん残っている箇所もあるのですが、大半は茶色く枯れたようなウィードでした。
それでも無いよりは有った方が良いようで、ウィードが残る2.5~3.5メーターラインで船が帯状に並んで釣りをしていました。
なるほど。
四月上旬の琵琶湖はこういう感じなのですね。
私も水深にあわせて、ミッドからディープのクランクを各種投げまくります。
手持ちのルアーを色々と試してみるなかで、使い勝手がよかったのはデプスさんのカスカベル。
NLWスタッフのM木さんから「あれはいい」と以前から伺っていたので、今回の釣行にあわせて入手してみたんですが、確かに自然と手が伸びました。
と言うのは、なぜか枯れたウィードをあまり拾ってこないんです。
要因の一つはアクションの強さにあるように思います。
ディープクランクの巻き感にも色々ありますが、ブルブルと細かい振動をロッドに伝えるモノが多いなか、カスカベルはどちらかというとブルッブルッという一発々のキックが強い感じの巻き感でした。
それが枯れたウィード、つまり抜けやすいウィードにタッチした時の気付きやすさに貢献しているように思います。
で、上手くウィードを避けられてストレスなく釣りが出来る、と。
同じような理由で、ハンクルさんのK-Ⅲも非常に扱いやすかったです。
クランキングのローテーションの一角として、今回はロングビルミノーも幾つか持って行っていたのですが、昨日の状況ではK-Ⅲに軍配があがりました。
根本的にロングビルミノーは真っ直ぐ泳がすのが難儀のモノが大半ですが、K-Ⅲはリトリーブスピードに関わらず直進安定性に優れていました。
琵琶湖のような広い釣り場では、投げて巻く、を安定して行えるこの能力が結構大事だったりするんです。
それに加えて、先のディープクランクの場合と同じく、アクションが他のモノより強いので、ウィードを避けやすかったという点も集中力の維持に役立ちました。
3メーターを境に深いところではカスカベル、それより浅いとK-Ⅲという使い分けで釣り進むと、待望の一匹目が食いついてくれました。

希望のサイズにはほど遠いながら、船団よりもチョッと岸寄りを狙うという奇策が功を奏した嬉しい魚でした。
2012/04/04 (Wed) 4月3日の釣行記
昨日は全国的にすさまじい天気でしたね。
釣りに行くのはちょっと不謹慎かもと思いつつ、午前中だけなら何とかなるやろと車を走らせました。
目指すは高梁川。
朝のうちは風も穏やかで、パラパラと雨が降る程度でした。
雰囲気は抜群です。
こりゃいけるかも。
ほぼ半年振りの高梁川だったので、とりあえず春の定番スポットを目指しました。
今日の天気なら、とんでもなく浅い場所に入っているかもしれません。
でも水温を計ったら11度しかなかったので、その一歩手前の1.5メーターラインから始めることにしました。

前日のイメトレ通りに釣れるなんてまずありませんが、開始から30分もせずに一匹目が釣れました。
ほぼ半年振りのラージマウスです。
涙。
昔、釣り雑誌の読者ページで「仕事が忙しく、数ヶ月ぶりの釣りでした」みたいな投稿を見かけた事があります。
「そんなに休みが取れないなんて事ないでしょ」と斜めに読んでいたユキトモ少年ですが、今なら分かりますその状況。
大人になると色々忙しいですよね。
日々の雑務をくぐり抜け、釣り場で迎える朝の喜び。
昨日の朝、ホントにしみじみ思いましたもん。
「あぁ、戻ってこられた」
一匹目を釣った周辺でルアーをローテーションしつつ2往復ほどしましたが、後が続きません。
似たような条件を備えた(水深1.5~2メーターくらいの砂地で、石が点在するようなところ)場所へ小移動。
ロングキャストして広く探っていると、石の感触に加えて時おりカナダモが引っかかってきます
ここ2年ほどウィードが繁茂するような状況にならなかったのですが、今年はたくさん生えるかもしれませんね。

再び春らしいコンディションの魚が反応してくれました。
ルアーはキングマーマー・ダイヴです。
どちらの魚も、岸から5~10メーターくらいの沖で釣れました。
面白かったのは、ルアーがボトムにファーストタッチして間もなくのバイトだった事です。
ブザービーターでも同様のサイズを一本釣ったのですが、これも似たような釣れ方でした。
バイブレーションの場合、着底直後に巻き始めると、ルアーがラインの影響でしばらくボトムを離れるじゃないですか。
それが再びボトムに当たり始めたタイミングでのバイトだったんです。
どの魚もエリアは微妙に違いましたが、釣れたシチュエーションは酷似していたように思います。
少し沖まで木が張り出しているような場所では、重点的に岸際も狙ってみましたが、そちらは全く反応がありませんでした。
いずれにしても、一週間もすればまたガラッと状況が変わりそうですね。
11時頃になって遠くで雷が光ったので、後ろ髪を引かれつつ一目散に帰りました。
終わってみれば47.47.46センチと上出来の釣果。
来週も行きたいひ。
釣りに行くのはちょっと不謹慎かもと思いつつ、午前中だけなら何とかなるやろと車を走らせました。
目指すは高梁川。
朝のうちは風も穏やかで、パラパラと雨が降る程度でした。
雰囲気は抜群です。
こりゃいけるかも。
ほぼ半年振りの高梁川だったので、とりあえず春の定番スポットを目指しました。
今日の天気なら、とんでもなく浅い場所に入っているかもしれません。
でも水温を計ったら11度しかなかったので、その一歩手前の1.5メーターラインから始めることにしました。

前日のイメトレ通りに釣れるなんてまずありませんが、開始から30分もせずに一匹目が釣れました。
ほぼ半年振りのラージマウスです。
涙。
昔、釣り雑誌の読者ページで「仕事が忙しく、数ヶ月ぶりの釣りでした」みたいな投稿を見かけた事があります。
「そんなに休みが取れないなんて事ないでしょ」と斜めに読んでいたユキトモ少年ですが、今なら分かりますその状況。
大人になると色々忙しいですよね。
日々の雑務をくぐり抜け、釣り場で迎える朝の喜び。
昨日の朝、ホントにしみじみ思いましたもん。
「あぁ、戻ってこられた」
一匹目を釣った周辺でルアーをローテーションしつつ2往復ほどしましたが、後が続きません。
似たような条件を備えた(水深1.5~2メーターくらいの砂地で、石が点在するようなところ)場所へ小移動。
ロングキャストして広く探っていると、石の感触に加えて時おりカナダモが引っかかってきます
ここ2年ほどウィードが繁茂するような状況にならなかったのですが、今年はたくさん生えるかもしれませんね。

再び春らしいコンディションの魚が反応してくれました。
ルアーはキングマーマー・ダイヴです。
どちらの魚も、岸から5~10メーターくらいの沖で釣れました。
面白かったのは、ルアーがボトムにファーストタッチして間もなくのバイトだった事です。
ブザービーターでも同様のサイズを一本釣ったのですが、これも似たような釣れ方でした。
バイブレーションの場合、着底直後に巻き始めると、ルアーがラインの影響でしばらくボトムを離れるじゃないですか。
それが再びボトムに当たり始めたタイミングでのバイトだったんです。
どの魚もエリアは微妙に違いましたが、釣れたシチュエーションは酷似していたように思います。
少し沖まで木が張り出しているような場所では、重点的に岸際も狙ってみましたが、そちらは全く反応がありませんでした。
いずれにしても、一週間もすればまたガラッと状況が変わりそうですね。
11時頃になって遠くで雷が光ったので、後ろ髪を引かれつつ一目散に帰りました。
終わってみれば47.47.46センチと上出来の釣果。
来週も行きたいひ。
2012/04/01 (Sun) goow murr murr / 出荷のお知らせ
たいへん遅くなりましたが、ようやくgoow murr murrのダブルフックモデルを送り出しました!
・POPEYE SW 郡山店さん
・プロショップオオツカ川越水上公園店さん
・slowtaperさん
・HeadHuntersさん
・OPA!さん
・superbushさん
・ルアーショップおおのさん
・FineLuresさん
・バスショップナイルさん
以上の9店舗へのお届けとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
春になってもほとんど釣りに行けていなくて、若干やさぐれている六度九分でありますが、これで晴れて釣りに行けます。
高梁川にでも浮かぼかな。
春の野池を巡るのも良いですね。
ちなみに週末は琵琶湖です。
わくわくわくわくぅー!
さ、まずは道具の手入れから。
・POPEYE SW 郡山店さん
・プロショップオオツカ川越水上公園店さん
・slowtaperさん
・HeadHuntersさん
・OPA!さん
・superbushさん
・ルアーショップおおのさん
・FineLuresさん
・バスショップナイルさん
以上の9店舗へのお届けとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
春になってもほとんど釣りに行けていなくて、若干やさぐれている六度九分でありますが、これで晴れて釣りに行けます。
高梁川にでも浮かぼかな。
春の野池を巡るのも良いですね。
ちなみに週末は琵琶湖です。
わくわくわくわくぅー!
さ、まずは道具の手入れから。