2011/07/27 (Wed) 51cm@横綱!
やりました~!

いやはや久しぶりの50センチ越えです。
横綱の詰めのテストは順調とは言い難く、去年の悪夢再来か(ホントは昨夏にリリースするつもりだったのです)なんて思っていましたが、リリースに向けた弾みの一匹となりそうです。
今朝は早起きをして、朝まづめを釣るつもりでした。
が、目が覚めたのは午前8時。
気合が足りなかったのではなく、気合が入り過ぎて空回りした感じです。
釣り場に着いたのが午前10時。
寝坊の後悔を引きずってはイカンと、集中してオーバーハングにキャスト。
精度の高いキャストが決まりました。
しっかりとポーズをとってワンアクション。
再び水面が静まってからもうワンアクション。
時おりルアーの周りで波紋がたちます。
ギルがウロウロしているようです。
しばらく待ちましたがバスの気配はありません。
「静」でしっかり誘ったので、今度は「動」を試してみましょう。
強めのトゥイッチで少し潜らせてから、水中で連続した首振り。
チャートを使っていたので、ルアーが左右を向く様子がしっかり見えます。
しかしこれでも反応がありません。
再びポーズを入れて仕切り直しますか。
ロッドワークを止め、ルアーが浮いてくるのを待ちました。
待ちました。
待ちましたが浮いてきません。
!!!
フッキングした瞬間の重みが、ここのところ釣ったバスと違いました。
リールをグリグリ巻いて、ファイトを楽しむ余裕もなくランディング。

ふー!
やりましたでー!
今日はフロントフックをガマカツのトレブルRBMH#1/0、リアフックをST36#1で試してみましたが、バレにくい理想的な掛かり方をしていました。
一歩前進です。

いやはや久しぶりの50センチ越えです。
横綱の詰めのテストは順調とは言い難く、去年の悪夢再来か(ホントは昨夏にリリースするつもりだったのです)なんて思っていましたが、リリースに向けた弾みの一匹となりそうです。
今朝は早起きをして、朝まづめを釣るつもりでした。
が、目が覚めたのは午前8時。
気合が足りなかったのではなく、気合が入り過ぎて空回りした感じです。
釣り場に着いたのが午前10時。
寝坊の後悔を引きずってはイカンと、集中してオーバーハングにキャスト。
精度の高いキャストが決まりました。
しっかりとポーズをとってワンアクション。
再び水面が静まってからもうワンアクション。
時おりルアーの周りで波紋がたちます。
ギルがウロウロしているようです。
しばらく待ちましたがバスの気配はありません。
「静」でしっかり誘ったので、今度は「動」を試してみましょう。
強めのトゥイッチで少し潜らせてから、水中で連続した首振り。
チャートを使っていたので、ルアーが左右を向く様子がしっかり見えます。
しかしこれでも反応がありません。
再びポーズを入れて仕切り直しますか。
ロッドワークを止め、ルアーが浮いてくるのを待ちました。
待ちました。
待ちましたが浮いてきません。
!!!
フッキングした瞬間の重みが、ここのところ釣ったバスと違いました。
リールをグリグリ巻いて、ファイトを楽しむ余裕もなくランディング。

ふー!
やりましたでー!
今日はフロントフックをガマカツのトレブルRBMH#1/0、リアフックをST36#1で試してみましたが、バレにくい理想的な掛かり方をしていました。
一歩前進です。
2011/07/19 (Tue) 横綱のフックセッティングあれこれ
無事に長野から帰ってきました。
素晴らしいです、上高地。
あと三日でも長くとどまったら、仕事に復帰できなくなってしまうところでした。
ゆったりした場所、ゆったりした良い時間でした。

今日の岡山は台風の影響で朝から雨風。
これだけの低気圧なら、魚たちはきっとソワソワしている事でしょう。
と言うか、私の方がソワソワしてしまっていけません。
無茶は禁物ですが、台風って釣れますよね。
レッツゴー。
釣り場に着くと、風は強いものの雨はパラパラといった具合。
理想的な状況です。
まずは先日も横綱で反応があった、池のコーナーを狙う。
ちょうど風が当たって波立って釣れそうな雰囲気を醸してます。
水面で強めに首を振らせてアピール&ポーズ。
反応なし。
これで食わない魚は水面下30センチの一定速スローリトリーブで狙います。
既報のとおり、横綱の大まかな方向性は見えてきました。
でも細かいセッティングが未だ決め切れません。
フックセッティングもその一つです。
キングマーマーでの経験から、昨年はずっとダブルフックでのセッティングを試してきました。
フロントがマスタッドの#4/0、リアが#3/0の組み合わせです。
最近の魚も何匹かはダブルフックで釣りました。
正直、大きな問題はありません。
フックの軸自体が太く、一見して刺さりに難がありそうですが、いざ釣ってみると深く貫通しているケースが多いのです。
しかし気になる点も有ります。
フックの自由度を下げているために、魚が暴れた時にルアーが吹き飛ばされやすいような気がするのです。
重いルアーは遠心力が強く掛かってしまいバレやすいと聞いたこともあり、トレブルフックの可能性も探ってみる事にしました。
先日の日記では、テスト結果が10バイト5フィッシュだったと書きました。
これはフックに乗っていない魚を含めていません。
要はやりとりの途中で5匹をバラしたという事です。
その内の4匹には、ことごとく最初のジャンプでフックを外されました。
この中にはスプリットリングを介したトレブルフックで掛けた魚も含まれます。
つまり、トレブルに変更しただけでは大きな改善がみられなかった、と。
どうしたら、この問題を解決できるでしょうか。
色々と考えているうちに、もうずいぶん前に聞いた話を思い出しました。
井筒さんというダイコーのテスターをされている方が「ガマカツのトレブル21はバラシが少ない」と仰っていたんです。
トレブル21はフックポイントが大きく内側に切れ込んでいる針です。

さっそくガマカツのHPをチェックしてみましたが、大きいサイズのフックは無いようでした。
マスタッドなどから出ている似たような形状のフックも当たってみましたが、手に入る範囲では横綱に合う番手がありません。
困りました。
でも要するにネムリ針になっていれば良いんですよね。
じゃ、曲げちゃいましょう。

わずかですが、ST36の#1を内側に曲げてみました(右側)。
本当はもうちょっと曲げたいのですが、シャンクとフックポイントの幅が狭くなりすぎるのでこの辺で我慢です。
話は今朝の釣りに戻ります。
台風で魚も元気だろうという読みとは裏腹に厳しい展開。
お昼まではまるで反応がありませんでした。
いつもなら「明日の朝に仕切りなおしだ」と退散しますが、今日はもう少しだけ粘ってみることにしました。
完全になでしこジャパンの影響です。
「絶対にあきらめない」
すぐに影響されます。
今回はその影響が吉と出て、帰る間際に3匹の魚が応えてくれました。

3バイト3フィッシュと成績優秀でした。
1匹は水面でのサイレントバイト、残り2匹はただ巻きに反応しました。
どの魚も近距離でのバイト(15メーター以内)だったので、ネムリ針の効果の程はまだはっきりしませんが、ひとまず納得の結果です。
素晴らしいです、上高地。
あと三日でも長くとどまったら、仕事に復帰できなくなってしまうところでした。
ゆったりした場所、ゆったりした良い時間でした。

今日の岡山は台風の影響で朝から雨風。
これだけの低気圧なら、魚たちはきっとソワソワしている事でしょう。
と言うか、私の方がソワソワしてしまっていけません。
無茶は禁物ですが、台風って釣れますよね。
レッツゴー。
釣り場に着くと、風は強いものの雨はパラパラといった具合。
理想的な状況です。
まずは先日も横綱で反応があった、池のコーナーを狙う。
ちょうど風が当たって波立って釣れそうな雰囲気を醸してます。
水面で強めに首を振らせてアピール&ポーズ。
反応なし。
これで食わない魚は水面下30センチの一定速スローリトリーブで狙います。
既報のとおり、横綱の大まかな方向性は見えてきました。
でも細かいセッティングが未だ決め切れません。
フックセッティングもその一つです。
キングマーマーでの経験から、昨年はずっとダブルフックでのセッティングを試してきました。
フロントがマスタッドの#4/0、リアが#3/0の組み合わせです。
最近の魚も何匹かはダブルフックで釣りました。
正直、大きな問題はありません。
フックの軸自体が太く、一見して刺さりに難がありそうですが、いざ釣ってみると深く貫通しているケースが多いのです。
しかし気になる点も有ります。
フックの自由度を下げているために、魚が暴れた時にルアーが吹き飛ばされやすいような気がするのです。
重いルアーは遠心力が強く掛かってしまいバレやすいと聞いたこともあり、トレブルフックの可能性も探ってみる事にしました。
先日の日記では、テスト結果が10バイト5フィッシュだったと書きました。
これはフックに乗っていない魚を含めていません。
要はやりとりの途中で5匹をバラしたという事です。
その内の4匹には、ことごとく最初のジャンプでフックを外されました。
この中にはスプリットリングを介したトレブルフックで掛けた魚も含まれます。
つまり、トレブルに変更しただけでは大きな改善がみられなかった、と。
どうしたら、この問題を解決できるでしょうか。
色々と考えているうちに、もうずいぶん前に聞いた話を思い出しました。
井筒さんというダイコーのテスターをされている方が「ガマカツのトレブル21はバラシが少ない」と仰っていたんです。
トレブル21はフックポイントが大きく内側に切れ込んでいる針です。

さっそくガマカツのHPをチェックしてみましたが、大きいサイズのフックは無いようでした。
マスタッドなどから出ている似たような形状のフックも当たってみましたが、手に入る範囲では横綱に合う番手がありません。
困りました。
でも要するにネムリ針になっていれば良いんですよね。
じゃ、曲げちゃいましょう。

わずかですが、ST36の#1を内側に曲げてみました(右側)。
本当はもうちょっと曲げたいのですが、シャンクとフックポイントの幅が狭くなりすぎるのでこの辺で我慢です。
話は今朝の釣りに戻ります。
台風で魚も元気だろうという読みとは裏腹に厳しい展開。
お昼まではまるで反応がありませんでした。
いつもなら「明日の朝に仕切りなおしだ」と退散しますが、今日はもう少しだけ粘ってみることにしました。
完全になでしこジャパンの影響です。
「絶対にあきらめない」
すぐに影響されます。
今回はその影響が吉と出て、帰る間際に3匹の魚が応えてくれました。

3バイト3フィッシュと成績優秀でした。
1匹は水面でのサイレントバイト、残り2匹はただ巻きに反応しました。
どの魚も近距離でのバイト(15メーター以内)だったので、ネムリ針の効果の程はまだはっきりしませんが、ひとまず納得の結果です。
2011/07/15 (Fri) ポパイSW郡山店にて
非常になじみ深い取扱店である、ポパイSW郡山店さん(@福島)が夏祭りを開かれます。
お祭りの開催にあたって、風船を募集していらっしゃるそうです。
詳しくは以下をお読みください。
来る8月の14日(予定)ポパイ郡山店の駐車場にて夏祭りを開催いたします。
そこで復興に願いを込めて、通常の丸い風船5色を使い膨らましてそれを集めて虹(アーチ状のもの)を作り、お子様、女性を中心に繋ぎ合わせて作る企画を計画中です。
お客様のお子様や奥様その他郡山市の避難所にいるお子様やご家族にも参加して頂いてもらい虹を作りたいと思っております。
そこで、この企画の為に200~300個程の風船を一般の方からご支援を頂きたいと思っております。
何個からでも宜しいですのでご協力の程お願い致します。
風船を私共のイベントに提供していただける方は直接当店まで郵送にて送っていただきたいと思います。
また、カキ氷の無料サービスやお子様を対象にキャスティングゲーム、スーパーボールすくいなどの催しモノも考えておりますので、多くのお客様の御参加をお待ちしております。
どうぞ、皆様のご協力をお願い致します。
あて先:福島県郡山市備前舘2丁目102
ハートマン販売(㈱) ポパイ郡山店 高橋まで
夏祭り、良いですね~!
ご協力を頂ける方はよろしくお願いいたします。
六度九分でもこの夏祭り合わせて、虹をイメージしたオリカラの製作を予定していますのでお楽しみに。
もう一件お知らせがあります。
今日から日曜日までの3日間、長野の上高地に行ってきます。
なのでメールなどの返信は月曜日以降になります。
恐れ入りますが予めご了承を頂きますよう、よろしくお願いいたします。
2011/07/14 (Thu) ダイブに学ぶ
通りすがりさんからキングマーマー・ダイブへの質問コメントを頂きました。
あれからもう半月近く経った気がします。
通りすがりさん、通り過ぎていらっしゃらないかしら。
少々心配ですが書き留めておきたいと思います。
ここのところ、キングマーマーでの釣果報告をたくさん頂いています。
しかも軒並み40センチを超える魚ばかり。
50センチを超える魚も、私が聞いているだけで8匹を数えます。
皆さん凄いですね。
キングマーマーを持っていらっしゃる方、まさに今が投げ時です。
旬を逃さず釣っちゃって下さい。
しかしなぜ、この時期になるとやたら釣れるんでしょうか。
梅雨を引きずる7月半ばは、まだまだ良いサイズの魚がシャローに残っています。
その原因は大きく二つ。
雨による増水、濁りは魚を浅瀬に押し上げます。
大ちゃんさんも指摘されていましたが、産卵後にシャローをうろついている魚も少なくありません。
この条件が重なるおかげで、効果的なレンジが1メーター前後であるキングマーマーに反応が良い、という訳です。
ちょっと大雑把ですが、こんな感じの理解で大筋に間違いはないと思います。
最高気温が35度を超える日を猛暑日と呼びますが、2010年の岡山では8月15~26日にかけて連続12日間の猛暑日という記録が出ました。
熱中症患者が過去最多でもあった昨年は、加えて雨量が少ない傾向にありました。
暑くて雨が降らない。
という事は、ほとんどの釣り場で水位が下がります。
私がキングマーマー・ダイブを使ってばかすか(と言っても許される気がします。なにせ40匹は釣ったんですから。えへん)釣っていたのはそんな最中でした。
種類を問わず、ウィードが生える釣り場では、ゴールデンウィークを過ぎたあたりから凄まじい勢いでの生長が見られます。
特に晴れの日が続いたあとは、同じ釣り場とは思えないほどニョキニョキ伸びています。
7月ともなれば、水面が覆いつくされる釣り場もちらほら。
追い討ちをかけるように、ここから水位の低下が始まります。
田んぼに水を引いたり、端的に蒸発したり。
シャローに生えていたウィードは行き場を失い、折り重なって魚が入り込めないほど密度を増していきます。
風からもプロテクトされ、水温が上がり、水が澱んでしまう。
こうなると、魚はシャローに留まる理由がありません。
去年のケースで言うと、そういう魚達は風通し水通しのよい沖のウィードへ移住していました。
それをダイブで釣っていた、という訳です。
面白いのは、こういう釣り場を多くの人が敬遠していた点です。
入れ代わり立ち代わり釣人はやって来るのですが、どうも攻め手を欠くようでした。
その時の釣り場は、岸から手前3~5メートルほどのスペースがすっかりウィードに覆われていました。
そうなるとウィードの上か、僅かなオープンスペースを狙うしかありません。
ノーシンカーやポッパーでは探れる範囲が限られています。
かと言ってスピナーベイトでは、高低差のあるウィードにつかまって藻団子になってしまう。
そこで沖のウィードを狙うわけですが、まず飛距離が出ないと釣りにならないので、その時点でルアーが限られてしまいます。
50メーター以上の飛距離が出て、水深2メーターレンジを狙えるルアーは、私の知る限りほとんどありません。
しかもウィードの釣りなので、フローティングと言う条件が欠かせません。
今朝は、久々に似たようなシチュエーションでダイブを投げてきました。
一年を経て再び巻いてみて「やっぱり使えるルアーじゃん」と思えたのが収穫でした。
特に浮力のさじ加減が我ながら秀逸です。
お伝えしている通り、ここのところ横綱のテストに精を出しているのですが、ウィードをテンポよく釣れるかどうかは、浮力の微妙な差に掛かっていると痛感しています。
その点から見て、ダイブは早く浮きすぎず、かつウィードをストレス無くかわす絶妙な浮力だな、と。
こんなような理由で、シャローの条件が悪くなったウィードエリアでダイブが活躍するという訳です。
通りすがりさん、ご納得いただけましたでしょうか?
私が釣っていたのは、恐らくほとんど誰も狙っていないイージーフィッシュです。
ダイブを作って一番びっくりしたのは、ハイシーズンにもかかわらずそういう手付かずの魚が居る事でした。
大事なのは、自分の持っているルアーがどういう特徴を持っていて、どういう場所で活躍するのかを一つ一つ丁寧に知っていくことです。
そのストックが増えると、それぞれのルアーの「投げ時」に気付く勘が鋭くなっていきます。
他の人がうっかり見落としている魚が、今日もどこかに居るんじゃないかと思うとワクワクしてきます。
してきません?
あれからもう半月近く経った気がします。
通りすがりさん、通り過ぎていらっしゃらないかしら。
少々心配ですが書き留めておきたいと思います。
ここのところ、キングマーマーでの釣果報告をたくさん頂いています。
しかも軒並み40センチを超える魚ばかり。
50センチを超える魚も、私が聞いているだけで8匹を数えます。
皆さん凄いですね。
キングマーマーを持っていらっしゃる方、まさに今が投げ時です。
旬を逃さず釣っちゃって下さい。
しかしなぜ、この時期になるとやたら釣れるんでしょうか。
梅雨を引きずる7月半ばは、まだまだ良いサイズの魚がシャローに残っています。
その原因は大きく二つ。
雨による増水、濁りは魚を浅瀬に押し上げます。
大ちゃんさんも指摘されていましたが、産卵後にシャローをうろついている魚も少なくありません。
この条件が重なるおかげで、効果的なレンジが1メーター前後であるキングマーマーに反応が良い、という訳です。
ちょっと大雑把ですが、こんな感じの理解で大筋に間違いはないと思います。
最高気温が35度を超える日を猛暑日と呼びますが、2010年の岡山では8月15~26日にかけて連続12日間の猛暑日という記録が出ました。
熱中症患者が過去最多でもあった昨年は、加えて雨量が少ない傾向にありました。
暑くて雨が降らない。
という事は、ほとんどの釣り場で水位が下がります。
私がキングマーマー・ダイブを使ってばかすか(と言っても許される気がします。なにせ40匹は釣ったんですから。えへん)釣っていたのはそんな最中でした。
種類を問わず、ウィードが生える釣り場では、ゴールデンウィークを過ぎたあたりから凄まじい勢いでの生長が見られます。
特に晴れの日が続いたあとは、同じ釣り場とは思えないほどニョキニョキ伸びています。
7月ともなれば、水面が覆いつくされる釣り場もちらほら。
追い討ちをかけるように、ここから水位の低下が始まります。
田んぼに水を引いたり、端的に蒸発したり。
シャローに生えていたウィードは行き場を失い、折り重なって魚が入り込めないほど密度を増していきます。
風からもプロテクトされ、水温が上がり、水が澱んでしまう。
こうなると、魚はシャローに留まる理由がありません。
去年のケースで言うと、そういう魚達は風通し水通しのよい沖のウィードへ移住していました。
それをダイブで釣っていた、という訳です。
面白いのは、こういう釣り場を多くの人が敬遠していた点です。
入れ代わり立ち代わり釣人はやって来るのですが、どうも攻め手を欠くようでした。
その時の釣り場は、岸から手前3~5メートルほどのスペースがすっかりウィードに覆われていました。
そうなるとウィードの上か、僅かなオープンスペースを狙うしかありません。
ノーシンカーやポッパーでは探れる範囲が限られています。
かと言ってスピナーベイトでは、高低差のあるウィードにつかまって藻団子になってしまう。
そこで沖のウィードを狙うわけですが、まず飛距離が出ないと釣りにならないので、その時点でルアーが限られてしまいます。
50メーター以上の飛距離が出て、水深2メーターレンジを狙えるルアーは、私の知る限りほとんどありません。
しかもウィードの釣りなので、フローティングと言う条件が欠かせません。
今朝は、久々に似たようなシチュエーションでダイブを投げてきました。
一年を経て再び巻いてみて「やっぱり使えるルアーじゃん」と思えたのが収穫でした。
特に浮力のさじ加減が我ながら秀逸です。
お伝えしている通り、ここのところ横綱のテストに精を出しているのですが、ウィードをテンポよく釣れるかどうかは、浮力の微妙な差に掛かっていると痛感しています。
その点から見て、ダイブは早く浮きすぎず、かつウィードをストレス無くかわす絶妙な浮力だな、と。
こんなような理由で、シャローの条件が悪くなったウィードエリアでダイブが活躍するという訳です。
通りすがりさん、ご納得いただけましたでしょうか?
私が釣っていたのは、恐らくほとんど誰も狙っていないイージーフィッシュです。
ダイブを作って一番びっくりしたのは、ハイシーズンにもかかわらずそういう手付かずの魚が居る事でした。
大事なのは、自分の持っているルアーがどういう特徴を持っていて、どういう場所で活躍するのかを一つ一つ丁寧に知っていくことです。
そのストックが増えると、それぞれのルアーの「投げ時」に気付く勘が鋭くなっていきます。
他の人がうっかり見落としている魚が、今日もどこかに居るんじゃないかと思うとワクワクしてきます。
してきません?
2011/07/13 (Wed) 横綱の進捗状況
横綱の詰めのテストが進んでいます。

4回釣りに行って10バイト5フィッシュ。
悪くはないけれど、まだ課題の多い結果です。
一つ目の問題はウェイトのセッティング。
3年前の初期段階では50グラムクラスで設定していました。
横綱ほどのボディサイズになると、これだけ重量を持たせてもかなりの浮力です。
浮力が強いという事は、必然的にシャローを狙うためのルアーになります。
ボディが大きいので最大で3メーターくらいまでは潜るのですが、そのレンジで扱うとなると、それなりのスピードで巻かないとスイムレンジをキープできません。
ルアーの持ち味を活かすには、シャロー狙いがベターという訳です。
このセッティングでも一昨年からずいぶん魚を釣りました。
しかし少なからぬ懸念が。
それはキングマーマーで釣れる魚と、横綱で釣れる魚が重なってしまうことです。
横綱で釣れた魚の65%は、恐らくキングマーマーでも釣れたであろう魚でした。
この2つはスイムレンジと巻き取りスピードに大差がないので、大きな違いはボリューム感の差になります。
ボリューム感で比べた時に、バイトが多く出るのは間違いなくキングマーマーでした。
しかも横綱で釣れる魚がビッグフィッシュばかりかというと、そうでもありません。
つまり「ただ巻きで使うならキングマーマーで充分じゃん」という話です。
では横綱だからこその魚は、どういう条件で釣れたのか。
15%はキングマーマーでも届かない遥か沖での魚です。
きちんと計測していないので正確なところは分かりませんが、横綱はキングより10メーター近く遠くに飛んでいる印象です。
沖までウィードが生え揃っているような野池では、フルキャストからハンドル2回転くらいでバイトがあったりしました。
それはそれはスリリングなやり取りでしたよ。
ぬふふ。
残りの20%はトップウォーターでの釣りです。
ボディサイズが大きいという事は、イコール魚に発見されやすいという事です。
ウィードのポケットにキャストしてワンアクション。
ロングポーズ(私は20~30秒くらい)。
もう一度ワンアクション。

こういう釣りをしていると、魚がスーっと水面まで浮いてきて音もなくルアーを咥えこむシーンに何度も出会いました。
軽いアクションで弱ったギル(orフナ)を演出するのですが、ボディサイズが大きいことで少しのアクションでも魚からも発見されやすい。
まさに横綱を活かす釣りです。
水の透明度がそれなりに高く、視覚に頼るバスの割合が多い事がこの釣りを活かす条件でした。
しかし、ここに新たな疑念が。
それは、先にも挙げたように釣れる魚が重なってしまうことです。
横綱じゃなくて、他の大きなトップウォータープラグでも釣れたんじゃないか。
そう問われると言葉に詰まります。
釣れる魚が全く重ならないルアーはありえません。
でも釣れる魚が重なりにくくすることは出来ます。
だから私の仕事は、どれだけ釣れる魚が重なりにくいルアーを作るか、という点につきます。
キングマーマーとも重ならず、他のトップウォータープラグとも重ならない横綱の姿。
横綱だからこそ可能な芸は何か。
50グラムの試作に10グラムほどのウェイトを足してみたところ、ようやく光が差してきました。

4回釣りに行って10バイト5フィッシュ。
悪くはないけれど、まだ課題の多い結果です。
一つ目の問題はウェイトのセッティング。
3年前の初期段階では50グラムクラスで設定していました。
横綱ほどのボディサイズになると、これだけ重量を持たせてもかなりの浮力です。
浮力が強いという事は、必然的にシャローを狙うためのルアーになります。
ボディが大きいので最大で3メーターくらいまでは潜るのですが、そのレンジで扱うとなると、それなりのスピードで巻かないとスイムレンジをキープできません。
ルアーの持ち味を活かすには、シャロー狙いがベターという訳です。
このセッティングでも一昨年からずいぶん魚を釣りました。
しかし少なからぬ懸念が。
それはキングマーマーで釣れる魚と、横綱で釣れる魚が重なってしまうことです。
横綱で釣れた魚の65%は、恐らくキングマーマーでも釣れたであろう魚でした。
この2つはスイムレンジと巻き取りスピードに大差がないので、大きな違いはボリューム感の差になります。
ボリューム感で比べた時に、バイトが多く出るのは間違いなくキングマーマーでした。
しかも横綱で釣れる魚がビッグフィッシュばかりかというと、そうでもありません。
つまり「ただ巻きで使うならキングマーマーで充分じゃん」という話です。
では横綱だからこその魚は、どういう条件で釣れたのか。
15%はキングマーマーでも届かない遥か沖での魚です。
きちんと計測していないので正確なところは分かりませんが、横綱はキングより10メーター近く遠くに飛んでいる印象です。
沖までウィードが生え揃っているような野池では、フルキャストからハンドル2回転くらいでバイトがあったりしました。
それはそれはスリリングなやり取りでしたよ。
ぬふふ。
残りの20%はトップウォーターでの釣りです。
ボディサイズが大きいという事は、イコール魚に発見されやすいという事です。
ウィードのポケットにキャストしてワンアクション。
ロングポーズ(私は20~30秒くらい)。
もう一度ワンアクション。

こういう釣りをしていると、魚がスーっと水面まで浮いてきて音もなくルアーを咥えこむシーンに何度も出会いました。
軽いアクションで弱ったギル(orフナ)を演出するのですが、ボディサイズが大きいことで少しのアクションでも魚からも発見されやすい。
まさに横綱を活かす釣りです。
水の透明度がそれなりに高く、視覚に頼るバスの割合が多い事がこの釣りを活かす条件でした。
しかし、ここに新たな疑念が。
それは、先にも挙げたように釣れる魚が重なってしまうことです。
横綱じゃなくて、他の大きなトップウォータープラグでも釣れたんじゃないか。
そう問われると言葉に詰まります。
釣れる魚が全く重ならないルアーはありえません。
でも釣れる魚が重なりにくくすることは出来ます。
だから私の仕事は、どれだけ釣れる魚が重なりにくいルアーを作るか、という点につきます。
キングマーマーとも重ならず、他のトップウォータープラグとも重ならない横綱の姿。
横綱だからこそ可能な芸は何か。
50グラムの試作に10グラムほどのウェイトを足してみたところ、ようやく光が差してきました。
2011/07/12 (Tue) 鋼派の記憶 その2
私は釣り大会に参加するのは稀です。
今回、鋼派に参加するといっても、勝つぞ、なんて気合の入った参加ではありません。
あわよくば、くらいは思いますけれど。
と言いつつルアーのアクションが早くなったり、ポーズの時間が気持ち短くなったり、大会の魔物にくすぐられるものですね。
下流に向けて下りながら、川沿いを軽く流していくもノーバイト。
そうそう甘くはありません。
河口水門を出て、右手の岸沿いを丁寧に狙います。
地図で調べたら本新ワンドというところでした。
このあたりから、岸際の水深がかなり浅くなってきたのでマーマーにシフト。
キングマーマーのスローな釣りから、一転して高速ジャークで狙ってみました。
ルアーを目で追えるくらいの水深でジャーク&ストップを繰り返します。
マーマーは浮力が強いので、水面直下でのダートが効果的なんです。
岸沿いをテンポよく打っていくと強烈なバイト!

ファーストフィッシュはキャットフィッシュでした。
生まれて初めて釣りました。いぇい。
ビジュアルからして、日本のナマズとは随分違いますね。
生体反応に気をよくして、引き続きマーマーのジャーキングで岸沿いを撃ちます。
しかしバイトがありません。
ヨシヤマさんも、手を変え品を変え水面を狙っていましたが、あまり芳しくない様子。
どーしたモンですかね。
まぁまぁのんびりやりましょう。
まだ太陽は昇りきらず、朝の空気を残していますが、ちょっと肩の力が抜けてきました。
ゆるゆる船を進めていると、イナッコ(ボラの子)の大群が遠くに見えました。
水面に口を出してパクパク泳ぎ回っています。
10メーター四方ほどのスペースが埋まっていますから、かなりの量です。
この群れを見て、イナッコには大きいバスがついているという話を思い出しました。
ラッキークラフトのSHINGOさんが、2010年のトップ50北浦戦でビッグフィッシュを釣ったのはイナッコパターンだったそうです。
普段は岸から離れて泳いでいるイナッコが、風や波などの影響で岸に寄ることがあります。
そのタイミングでシンゴスクリューをイナッコにキャスト、ジャークして群れを散らし、スーッとゆっくりフォールさせるとバスが下から突き上げてくる釣りだったそうです。
うろ覚えですが、だいたいこんな感じだったはず。
つまり、イナッコが岸に寄るのと、その群れを散らすのが大事なわけですね。
了解。
残念ながらイナッコの群れはブイの周り、つまり沖でたむろしているので、岸に寄ってくる気配がありません。
しょうがないのでひとまず、マーマーの早巻き&ジャークで群れを驚かせます。
ジャッ ジャッ ジャッ。
勢いよく群れは散りましたが、バスの気配はありません。
そうそう上手くは行きませんよね。
あきらめて再び岸沿いを撃ちます。
近くの水門が開いているせいか、緩やかに水が流れていました。
ヨシヤマさんは、その流れを活かしてドリフト気味に岸際のカバーを狙っていました。
私の早い釣りとは対照的です。
ルアーはライフベイトさんの羽モノ。
水面にわずかな波紋が立つくらいの優しいロッドワークで誘われていました。
イラチの私にはとても無理な釣りだなー。
しばらく自分のジャーキングに集中していると、後ろでバシャっと魚の跳ねる音が。
ヨシヤマさんの竿が満月を描いています。
おおおーっ!
慎重にやり取りして上がってきたのは40センチのナイスフィッシュ。
お互いに盛りあがり過ぎて、写真を撮るのをすっかり忘れていたのが悔やまれます。
良い魚でした。
ウキが消しこむような、静かなバイトだったそうです。
なるほど、そういう釣りが効くのですね。
これは間違いなくアトムの出番です。
ヨシヤマさんが水面をゆっくり狙うのに合わせて、私は水面直下~50センチくらいを極めてスローに狙います。
5~10秒のポーズ。たまにヒラヒラッとシェイク。
しかしバイトは続きません。
ぐるっと一周して、再びイナッコの場所まで戻ってきました。
さっきはスピーディーに狙ったので、今度はアトムでスローに狙ってみます。
まずはイナッコの群れがいないところにキャスト。
イナッコは泳ぎ回っているので、いつかルアーに近づくだろうという読みです。
案の定、イナッコがルアーの近くに泳いできました。
あともう少し。
間もなくイナッコの群れがアトムの周りを埋め尽くしました。
その瞬間、軽くワンアクション。
イナッコの群れが、驚いてジャバっと跳ねました。
続けてチョンチョンっとツーアクション。
直後に水面が盛り上がりました。
喰った??
今までイナッコの群れで釣った事がなかったので半信半疑でしたが、ぐりぐりリールを巻くと確かな手ごたえ。
しかもデカイ!
ボートべりまで寄せると、ヨシヤマさんが釣られた魚より一回りは大きい感じです。
まじかよ。
極力やりとりに時間は掛けたくないので、一気に抜き上げる事にしました。
もう一度魚が浮上したタイミングを狙って、ぐっとロッドに重みを乗せました。
ヨシっと思ったその瞬間。
ボートの縁に魚が当たりました。
バシャバシャバシャ。
泳ぎ去る魚。
しばし呆然。
周りのボートから失笑を買う。
「あの一匹さえ獲れていれば」という話はよく聞きますが、こんなに我が身に沁みたのは初めてです。
その後も、なんとか気を取り直して釣り続けました。
しかしバイトはあるものの、うまく乗せられません。
そのまま時間は過ぎゆきタイムアップを迎えました。
それにしても悔しいもんですね。
あの魚は生涯忘れられそうにありません。
今回、鋼派に参加するといっても、勝つぞ、なんて気合の入った参加ではありません。
あわよくば、くらいは思いますけれど。
と言いつつルアーのアクションが早くなったり、ポーズの時間が気持ち短くなったり、大会の魔物にくすぐられるものですね。
下流に向けて下りながら、川沿いを軽く流していくもノーバイト。
そうそう甘くはありません。
河口水門を出て、右手の岸沿いを丁寧に狙います。
地図で調べたら本新ワンドというところでした。
このあたりから、岸際の水深がかなり浅くなってきたのでマーマーにシフト。
キングマーマーのスローな釣りから、一転して高速ジャークで狙ってみました。
ルアーを目で追えるくらいの水深でジャーク&ストップを繰り返します。
マーマーは浮力が強いので、水面直下でのダートが効果的なんです。
岸沿いをテンポよく打っていくと強烈なバイト!

ファーストフィッシュはキャットフィッシュでした。
生まれて初めて釣りました。いぇい。
ビジュアルからして、日本のナマズとは随分違いますね。
生体反応に気をよくして、引き続きマーマーのジャーキングで岸沿いを撃ちます。
しかしバイトがありません。
ヨシヤマさんも、手を変え品を変え水面を狙っていましたが、あまり芳しくない様子。
どーしたモンですかね。
まぁまぁのんびりやりましょう。
まだ太陽は昇りきらず、朝の空気を残していますが、ちょっと肩の力が抜けてきました。
ゆるゆる船を進めていると、イナッコ(ボラの子)の大群が遠くに見えました。
水面に口を出してパクパク泳ぎ回っています。
10メーター四方ほどのスペースが埋まっていますから、かなりの量です。
この群れを見て、イナッコには大きいバスがついているという話を思い出しました。
ラッキークラフトのSHINGOさんが、2010年のトップ50北浦戦でビッグフィッシュを釣ったのはイナッコパターンだったそうです。
普段は岸から離れて泳いでいるイナッコが、風や波などの影響で岸に寄ることがあります。
そのタイミングでシンゴスクリューをイナッコにキャスト、ジャークして群れを散らし、スーッとゆっくりフォールさせるとバスが下から突き上げてくる釣りだったそうです。
うろ覚えですが、だいたいこんな感じだったはず。
つまり、イナッコが岸に寄るのと、その群れを散らすのが大事なわけですね。
了解。
残念ながらイナッコの群れはブイの周り、つまり沖でたむろしているので、岸に寄ってくる気配がありません。
しょうがないのでひとまず、マーマーの早巻き&ジャークで群れを驚かせます。
ジャッ ジャッ ジャッ。
勢いよく群れは散りましたが、バスの気配はありません。
そうそう上手くは行きませんよね。
あきらめて再び岸沿いを撃ちます。
近くの水門が開いているせいか、緩やかに水が流れていました。
ヨシヤマさんは、その流れを活かしてドリフト気味に岸際のカバーを狙っていました。
私の早い釣りとは対照的です。
ルアーはライフベイトさんの羽モノ。
水面にわずかな波紋が立つくらいの優しいロッドワークで誘われていました。
イラチの私にはとても無理な釣りだなー。
しばらく自分のジャーキングに集中していると、後ろでバシャっと魚の跳ねる音が。
ヨシヤマさんの竿が満月を描いています。
おおおーっ!
慎重にやり取りして上がってきたのは40センチのナイスフィッシュ。
お互いに盛りあがり過ぎて、写真を撮るのをすっかり忘れていたのが悔やまれます。
良い魚でした。
ウキが消しこむような、静かなバイトだったそうです。
なるほど、そういう釣りが効くのですね。
これは間違いなくアトムの出番です。
ヨシヤマさんが水面をゆっくり狙うのに合わせて、私は水面直下~50センチくらいを極めてスローに狙います。
5~10秒のポーズ。たまにヒラヒラッとシェイク。
しかしバイトは続きません。
ぐるっと一周して、再びイナッコの場所まで戻ってきました。
さっきはスピーディーに狙ったので、今度はアトムでスローに狙ってみます。
まずはイナッコの群れがいないところにキャスト。
イナッコは泳ぎ回っているので、いつかルアーに近づくだろうという読みです。
案の定、イナッコがルアーの近くに泳いできました。
あともう少し。
間もなくイナッコの群れがアトムの周りを埋め尽くしました。
その瞬間、軽くワンアクション。
イナッコの群れが、驚いてジャバっと跳ねました。
続けてチョンチョンっとツーアクション。
直後に水面が盛り上がりました。
喰った??
今までイナッコの群れで釣った事がなかったので半信半疑でしたが、ぐりぐりリールを巻くと確かな手ごたえ。
しかもデカイ!
ボートべりまで寄せると、ヨシヤマさんが釣られた魚より一回りは大きい感じです。
まじかよ。
極力やりとりに時間は掛けたくないので、一気に抜き上げる事にしました。
もう一度魚が浮上したタイミングを狙って、ぐっとロッドに重みを乗せました。
ヨシっと思ったその瞬間。
ボートの縁に魚が当たりました。
バシャバシャバシャ。
泳ぎ去る魚。
しばし呆然。
周りのボートから失笑を買う。
「あの一匹さえ獲れていれば」という話はよく聞きますが、こんなに我が身に沁みたのは初めてです。
その後も、なんとか気を取り直して釣り続けました。
しかしバイトはあるものの、うまく乗せられません。
そのまま時間は過ぎゆきタイムアップを迎えました。
それにしても悔しいもんですね。
あの魚は生涯忘れられそうにありません。
2011/07/11 (Mon) 鋼派の記憶 その1
ちょうどひと月前の出来事。
鋼派の日の記憶を忘れないうちに書き留めておきます。
会場である新利根川で釣りをしたのは、今回で3度目でした。
最初は2009年の鋼派前日。
地元釣りウマのマツザッキさんに連れられて、良い釣りをさせてもらいました。
2度目はその翌日。
吉田幸二さんと同船して松屋ボートより上流を釣り上がって行きました。
この日は残念ながらボウズ。
つまり3度目である今回の鋼派は、ある程度の釣り場のイメージが出来上がった状態で挑んだわけです。
私は作戦を立てました。
初年度(2008年)からずっとトップウォーターが優性である理由として、季節的に岸際に魚が寄っている事を見逃せません。
つまり岸際から1メーターくらいが美味しいんです。
この狭いスペースを狙うのにクランキングは非効率です。
岸と平行にクランクを通せれば魚と出会う確率は上がっていくでしょうけれども、数十艇の船がひしめく大会ではそうもいきません。
ブレイクラインにも魚がうろついている事を知ってはいました。
これこそクランクで狙いたい魚です。
が、肝心のブレイクの位置と水深がよく分かりません。
加えて今回はバックシートからの釣りになるので、流す範囲を決められません。
流す範囲とクランクの種類を主体的に決めて釣らないと、私は何をやっているのかわからなくなってしまうんです。
なのでクランキングはメインに据えない、と決めました。
では何をするのか。
キングマーマーを使ったトップウォーターの釣りが一つです。
首振り&ポーズで水面をスローに探るこの釣りは、私の中で確立された自信のある釣りです。
ただ、周りにトップウォーターを投げる人が多く、さらにその手練がたくさん居る大会で別の魚を引っ張り出せるかというと疑問符がつきます。
なので、この釣りは朝の良い時間帯の手としました。
もう一つは、マーマーとキングマーマー・ダイヴによる高速ジャークの釣りです。
早いスピードのジャークで気付かせて、一瞬の間で喰わせるこの方法は、5月にカヤさんが来岡された時に効いた釣りです。
岸際から1メーターという狭い範囲を狙うのに、強く水を動かして反射的に口を使わせられる高速ジャークはアリなんじゃないかという予想です。
そしてメインとして考えていたのが、アトムを使ってフワフワと水面直下を漂わせる釣りです。
使ったことのある方はご存知だと思いますが、アトムは軽いシェイクやトゥイッチに機敏に反応します。
しかも移動距離が短いので、トップウォータープラグのように狭いスペースで、魚に長くルアーを見せることができます。
それを水中で行う、という点に可能性を感じていました。
トップウォーターとは違う魚を反応させられるんじゃないか、と。
朝、痴虫の松本さんに連れられて新利根川に到着。
まだ午前3時頃だったように思いますが、参加する人達がもうワサワサとしていました。
おー、なんか楽しみ。
ワクワクしてきました。
もうすっかり明るくなった午前5時過ぎにスタート。
無数に浮かぶレンタルボートを見て、こういう釣り大会って関東の文化だなぁ~と感じました。

パートナーのヨシヤマさんはトッパー寄りのオールラウンダーなので、クランクもトップも用意されていましたが、全体的にはトップウォーターをメインに攻めていました。
関係ありませんが、ヨシヤマさんは先日のJFLCC東京で古いクランクを大量に入手されたそうです(バグリーとテネシーシャッド関係を主に漁りました、というマニアックなメールが届きました)。
私は予定通りキングマーマーのちゃぷちゃぷ釣りを展開。
我々は下流に向けて船を進めました。
鋼派の日の記憶を忘れないうちに書き留めておきます。
会場である新利根川で釣りをしたのは、今回で3度目でした。
最初は2009年の鋼派前日。
地元釣りウマのマツザッキさんに連れられて、良い釣りをさせてもらいました。
2度目はその翌日。
吉田幸二さんと同船して松屋ボートより上流を釣り上がって行きました。
この日は残念ながらボウズ。
つまり3度目である今回の鋼派は、ある程度の釣り場のイメージが出来上がった状態で挑んだわけです。
私は作戦を立てました。
初年度(2008年)からずっとトップウォーターが優性である理由として、季節的に岸際に魚が寄っている事を見逃せません。
つまり岸際から1メーターくらいが美味しいんです。
この狭いスペースを狙うのにクランキングは非効率です。
岸と平行にクランクを通せれば魚と出会う確率は上がっていくでしょうけれども、数十艇の船がひしめく大会ではそうもいきません。
ブレイクラインにも魚がうろついている事を知ってはいました。
これこそクランクで狙いたい魚です。
が、肝心のブレイクの位置と水深がよく分かりません。
加えて今回はバックシートからの釣りになるので、流す範囲を決められません。
流す範囲とクランクの種類を主体的に決めて釣らないと、私は何をやっているのかわからなくなってしまうんです。
なのでクランキングはメインに据えない、と決めました。
では何をするのか。
キングマーマーを使ったトップウォーターの釣りが一つです。
首振り&ポーズで水面をスローに探るこの釣りは、私の中で確立された自信のある釣りです。
ただ、周りにトップウォーターを投げる人が多く、さらにその手練がたくさん居る大会で別の魚を引っ張り出せるかというと疑問符がつきます。
なので、この釣りは朝の良い時間帯の手としました。
もう一つは、マーマーとキングマーマー・ダイヴによる高速ジャークの釣りです。
早いスピードのジャークで気付かせて、一瞬の間で喰わせるこの方法は、5月にカヤさんが来岡された時に効いた釣りです。
岸際から1メーターという狭い範囲を狙うのに、強く水を動かして反射的に口を使わせられる高速ジャークはアリなんじゃないかという予想です。
そしてメインとして考えていたのが、アトムを使ってフワフワと水面直下を漂わせる釣りです。
使ったことのある方はご存知だと思いますが、アトムは軽いシェイクやトゥイッチに機敏に反応します。
しかも移動距離が短いので、トップウォータープラグのように狭いスペースで、魚に長くルアーを見せることができます。
それを水中で行う、という点に可能性を感じていました。
トップウォーターとは違う魚を反応させられるんじゃないか、と。
朝、痴虫の松本さんに連れられて新利根川に到着。
まだ午前3時頃だったように思いますが、参加する人達がもうワサワサとしていました。
おー、なんか楽しみ。
ワクワクしてきました。
もうすっかり明るくなった午前5時過ぎにスタート。
無数に浮かぶレンタルボートを見て、こういう釣り大会って関東の文化だなぁ~と感じました。

パートナーのヨシヤマさんはトッパー寄りのオールラウンダーなので、クランクもトップも用意されていましたが、全体的にはトップウォーターをメインに攻めていました。
関係ありませんが、ヨシヤマさんは先日のJFLCC東京で古いクランクを大量に入手されたそうです(バグリーとテネシーシャッド関係を主に漁りました、というマニアックなメールが届きました)。
私は予定通りキングマーマーのちゃぷちゃぷ釣りを展開。
我々は下流に向けて船を進めました。
2011/07/05 (Tue) キングマーマー出荷のお知らせ
お待たせいたしました。
本日、キングマーマーを出荷いたしました。
今回は以下の店舗へのお届けとなります。
POPEYE SW 郡山店 (福島県)
OPA! (千葉県)
headhunters (千葉県)
プロショップオオツカ (埼玉県)
superbush (東京都)
FineLures (滋賀県)
バスショップナイル (兵庫県)
我ながら良い出来なのでどうぞよろしくお願いします。
昔のですが動画も載せておきます。
今だったらもうちょっと分かりやすく説明できるんだけどなぁ、、
ダイブとか、詰めの段階の横綱とか、アトムとか、全体を通しての使い分けをお伝えしたいです。
DVD作るかぁ。
本日、キングマーマーを出荷いたしました。
今回は以下の店舗へのお届けとなります。
POPEYE SW 郡山店 (福島県)
OPA! (千葉県)
headhunters (千葉県)
プロショップオオツカ (埼玉県)
superbush (東京都)
FineLures (滋賀県)
バスショップナイル (兵庫県)
我ながら良い出来なのでどうぞよろしくお願いします。
昔のですが動画も載せておきます。
今だったらもうちょっと分かりやすく説明できるんだけどなぁ、、
ダイブとか、詰めの段階の横綱とか、アトムとか、全体を通しての使い分けをお伝えしたいです。
DVD作るかぁ。