2011/03/24 (Thu) 日常を取り戻すために
地震から13日が経ちましたが、未だ心がざわざわして鎮まりません。

知人と電話で話すと、一人ひとり被災のしかたが違い、影響の受け方が違いました。
チャンネルを変えたら、時間帯を変えたら、テレビからもネットからも新しい情報がどんどん入ってきました。

最初のうちは「私にできることは何か」という問いを、新しい情報が入る度に自分に向けました。
でも、まもなく、自分に出来ることがあまりに少ないとわかりました。
「普段からやっていることしか出来ない」という言葉をリアルに感じました。

被災していない人間が再び仕事を始めるにあたって、
「私たちにできることは・・・です」
と宣言するシーンをよく目にしました。
・・・に入るのは「明るい番組を通じて元気を与えること」だったり「音楽を届ける事」だったり、つまりは「普段からやっていること」です。

誰かの役に立つ可能性を口にしなければ、自分のやっていることを、私で言えばルアー作りや釣りを正当化できません。
だから仕事を始めるために、日常を取り戻すために、その宣言はとても正しい。
私も同じ宣言を繰り返します。
でも、やっぱり少しだけ違和感が残ります。

この違和感を和らげるために、身の丈を少し超えることが求められるように思います。
身の丈を超えるとは「普段からやっていること」以上の仕事をすることです。

その大半は、初めてやってみる事です。
だから間違う可能性、非難される可能性、恥をかく可能性が高い。
だから躊躇するのだと思います。
逆説的に言えば、そのネガティブな可能性を引き受けたとき、初めて身の丈を超え、日常を取り戻すように思います。

作家の高橋源一郎さんのツイートにこうありました。

わたしは、一つだけ、いつもと異なったことをするつもりです。
それは、自分にとって大きな負担となる金額を寄付する、というものです。
それ以外は、ふだんと変わらぬよう過ごすつもりです。
(中略)
わたしが負担となる金額を寄付するのは、いま、それを心からはすることができないあなたたちの分も入っているからです。
三十年前のわたしなら、なにもしなかったでしょう。


これは明治学院大学国際学部の卒業生に宛てて連続ツイートされたものの抜粋です。
全文はこちらで見られます↓
http://togetter.com/li/114133

祝辞そのものの文脈とは異なりますが、前を向かねばならない人にこういう言葉を掛けるのは、それが何がしの救いをもたらすことを示唆しているように思います。

誤解のないように言っておきますが、別に多額の募金を推奨している訳ではありません。

今まで自分ができなかった事。
それを誰かのために行う事。

その二つが違和感を和らげるならば、心を鎮めるならば、日常を取り戻す一歩になるならば、じゃんじゃんやるしかないなぁと思う次第です。

働くでー!

2011/03/17 (Thu) 茨城、福島の情報
茨城の方よりメールを頂きましたので転載します。

こちら土浦市周辺はさほど被害はなく、現在はライフライン全て完全とは言えませんが復旧しています
しかし茨城県北部、福島県ではニュースに取り上げられなかったり、風評被害のため孤立している所があります。
こちらは茨城県の状況がわかります

SAVE IBARAKI
http://saveibaraki.at-ninja.jp/saveibaraki.html
SAVE IBARAKI(携帯版)
http://saveibaraki.at-ninja.jp/saveibaraki_mobile.html

こちらは福島県の状況がわかります
http://saveibaraki.at-ninja.jp/fukusima/sukagawa-f.html
福島県の状況のアドレスですが、携帯だと上手く表示出来ない場合がありました。
そのためリアルタイムな情報を見るにはツイッターの方が速いと思います。
ツイッターが使えましたらハッシュタグ「#save_fukushima」で見る事ができます。


以上です。

2011/03/14 (Mon) 被災していない人のこころがけ
敬愛する内田樹先生のブログに、被災していない人の心がけについての記事がありました。
共感するのでリンクを張っておきます。

http://blog.tatsuru.com/2011/03/13_1020.php


2011/03/12 (Sat) 地震 安否
東北地方太平洋沖地震、凄い事になっていますね。
あまりに友人が多く心配です。

ミクシーや人づてに聞いた情報では、今のところ相棒鮎瀬さん、H,Sさん、加藤さん、東北の住民さん、あっくんさんは無事だそうです。

S田塾長やOKBさん、ビャスさん、MYGのAさん、たいちゃんさん、カープハンターさんなどとは連絡が取れておりません。

もし安否をご存知でしたら連絡を頂ければ幸いです。


追記:
S田塾長、OKBさん、ビャスさん、たいちゃんさんの無事が確認できました。
情報ありがとうございます。

2011/03/08 (Tue) アトムでプリスポーン
アトムでの最初の釣果報告を頂きました。
と言うか、目の前でばばんとナイスサイズを連発されてしまったのです。
その日、私はゼロにもかかわらず、、涙。
いや、ビルダー的には嬉し涙でしょうか。
どっちだろう。
どっちもか。

地元の釣り仲間であるザコさんは、毎年冬のあいだも休みなく釣り場に通われています。
今冬の釣果はいまひとつだったようですが、3月に入ってプライムタイムを迎えられたそうです。

岡山県南の釣り場では、どこでもかなり浅い水深までバスが差して来ています。
しかし、まだ魚影は薄い印象です。
この日も通常のアトムだと水深が合わないので、ザコさんはアゴ下に1グラムほどの板鉛を貼ってスローシンキングにして使われていました。
1メーター強をアトムで狙うには、レンジキープし易いこのチューンが吉です。

untitled.jpg

リップラップのちょっと上をかすめるイメージで、トロトロただ巻きしているとドスッという明確なアタリがあったそうです。
ザコさんのブログに詳細が載っておりますので、アトムのイメージトレーニングにぜひチェックしてみて下さい!

続・ZACOの釣り日記

これを書いていたら、追加の釣果報告がありました。

untitled1.jpg

早くも50センチを超えられたそうです。
こちらの魚はトレブルフックに変更しての一匹だったそうです。

ザコさん、ありがとうございます!
でももうちょい手加減をお願いします、苦笑。

2011/03/05 (Sat) 福島で骨抜きになる その2
人非人となった2日目。
この日の夜は鮎瀬さん主催のパーティーという事で、時間までゴロゴロして過ごしました。
昼間から布団でウトウトするなんで、夢のようなひと時ではありませぬか。
鮎瀬さんのお嬢さんから白い目で見られたって構わぬのです。
ビバ昼寝。
夜は夜で、くいくいお酒を飲んでべらべら喋ってエネルギーを使い果たしました。
ユキトモにしては有り得ないくらいアルコールが入ったせいか、あんまり記憶がありません。
加藤さんのサックス、素晴らしかったです。
身体が勝手に揺れました。
なんつうハッピーな夜。

P2262518.jpg

明けて3日目。
眠い目をこすりながら起床、再び桧原湖を目指します。
この日は初日の曇天が嘘のような快晴。
目に映る色合いが違いすぎて、同じ釣り場とは思えないほどでした。
アイスフィッシングには天気が良い、光量の多い日がベターとされているので期待大です。

初日は金曜日で、ワカサギ客も割りと閑散としていましたが、日曜日は比べ物にならないほどの賑わいでした。
朝から駐車場は満杯だし、家族連れも多く、レジャーとして根付いている印象を受けました(バス狙いは我々だけでしたけれど)。

アイスフィッシングが面白さは、他の人と近距離で釣りが出来ることです。
普通のキャスティングの釣りでは、半径3メートル内に3人が集まってストレスなく釣る、なんて真似は不可能です。
しかしアイスジグの釣りはほぼ真下を釣るため、すぐ隣でぺちゃくちゃしながら釣りが出来るんです。
そういう意味では乗合船に近いかもしれません。

でも、もっとなんかこう、親密な感じがするなぁ。
その正体ってなんなんでしょう。

とても静かな環境というのが影響しているかもしれません。
なにせ一面銀世界です。
スキー場のように、絶えずスピーカーから広瀬香美が流れる訳でもありません(古いか)。
誰かがちょっと違う動きをしたら、例えば魚の気配にアワセを入れたりすると、僅かに音がするので、離れていても「魚っ?」と振り向いてしまいます。
乗合船でエンジンの音がすると、そうはいきませんよね。

視界を遮るものがなにも無いのも、アイスフィッシングの特徴です。
サッカーでゴールが決まった瞬間のように、釣れたら皆が集まってシャッターを切りまくるなんて、そんな釣り無いぞ。

P2272532.jpg

この日は、ユキトモにもスモールが釣れました。
2月のハードな毎日が報われたようで、この一匹にユキトモはとろけました。
激写中を激写されるの図。

画像_142

午後になって、H,Sさんも黄金のスモールをキャッチ。
細かく、緩やかに上下させるというアイスジグらしからぬ誘いをかけての魚だったそうです。
去年は完全にステイさせている時に喰ってくる魚も居ましたし、水の中ではいったい何が起きているんでしょうね。

いやはや楽しい時間でした。
あまりに濃密過ぎたせいか、一週間が過ぎても未だ仕事が手につきません。
いつもありえない歓待で迎えてくれるトーホクの皆様に感謝感謝です。
雪道の運転から、アイスフィッシングの準備から、その他ユキトモが気付いていない細かなケアまで本当にサンクスです。

おかげで充電できました。


追伸:
さらに詳しくは、相棒鮎瀬さんのブログをご覧になって下さい!
http://blogs.yahoo.co.jp/ayueri71002

2011/03/02 (Wed) 福島で骨抜きになる その1
25日から27日までの3日間を福島で遊び倒してきました。

いつもお世話になっている相棒鮎瀬さんが、ご結婚されるということで馳せ参じたのが今からちょうど1年前。
あれから1年か。

アトムの出荷を終えた直後に電車に飛び乗り、ひとまず痴虫松本さん宅へ向かう。
それが24日の深夜。
で、そこから松本さんの運転で東北道を北上。
25日の早朝には福島に到着し、鮎瀬さんとサックス奏者である加藤さん、チームトーホクのあっくん、NLWスタッフの東北の住民さんと合流しました。
目指すは桧原湖。
2度目のアイスフィッシング。

アイスフィッシングは、全面結氷した湖に専用のドリルで直径15センチの穴を開け、そこに糸をたらし、足下を泳ぐ魚を狙う釣りです。
ときどき「ぐるナイ」なんかのテレビ番組で、氷上ワカサギ釣りを放送していますが、要はあれです。
違うのは、我々が狙う魚がスモールマウスバスだということ。

画像_203

この釣りに使われるのはラパラのアイスジグです。
中でも9グラム、モデル名で言うとW5と呼ばれるものをメインに、14グラムと5グラムのモデルが使われます。

ここ何年かで海釣りのアイテムとして脚光を浴びているのは、3グラムや5グラムの一回り小さいモデルです。
使った事がある方はご存知かと思いますが、ジグと名がついているからには、小さくてもフォールスピードはかなりのものです。
松本さんに「9グラムって重過ぎない?」と車中で聞かれました。
ですよね。
私も一年前はそう思ってました。

1年前の私と、松本さんが同じ事を考えていたのは、ライトリグなどの軽いワームを落とし込んでフワフワさせたら、釣れるんじゃないかって事です。
でも、いざ試してみると軽いルアーはほとんど使い物にならない事が判明しました。
と言うのも、少し時間をおくと、開けた穴が再び凍り始めるので、あんまり軽いリグだと氷に引っかかってなかなか底まで沈まないんです。
例えるなら、パンチングに重いシンカーが必須なのと同じです。
水深10メートル前後を狙うので、ある程度早く沈んでくれた方がテンポよく釣りやすい。
そんな訳で、ここ桧原湖では9グラムのモデルがちょうど良いのです。

ロッドは遠出するときの相棒であるメジャークラフトの4ピースのパックロッド、64MLを使いました。
少し硬すぎるかと思ったけれど、パンッと弾くようにシャクるのではなく、ニュぅっと竿先に重みを感じつつ跳ね上げるには丁度良い具合でした。

ラインはリールに巻いてあった8lbのフロロをそのまま使う。
リールはアルデバランの7ギア。

真っ白い稜線を背景に、繰り返し穴を開けてはジグをシャクります。

氷雨と吹雪。
撥水機能を失う防寒着とかじかむ手。
楽しさとは裏腹に、氷上は身体にキます。

この釣りにはアタリが集中する時合いがあって、我々はまさにそのタイミングで反応を得ました。
興味深いのは、反応があるレンジも全く一緒だったということ。
大きい岩がゴロゴロしているエリアを釣るのですが、この日はその岩が途切れるレンジで魚がうろついていたようです。
しかし、6人ともキャッチには至らず初日が終了。

と言うストーリーが出来上がっていた納竿間際。
加藤さんが春宵一刻値千金の一匹を搾り出して、皆でワイワイ盛り上がったのでありました。

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