fc2ブログ
2010/12/16 (Thu) TS1610LFを買う
一週間ほど体調を崩しておりました。
年末の忙しい時にやめてくれぃ、な話です。
ゴホゴホ。

昨日はずいぶん回復したので、兵庫の東播野池群まで行ってきました。
NLWテスターのなべさん、ルームズの畑中さん、ナイルの須川さん、地元凄腕のまもるさんにシークレットな野池(今時そんなの無いか、笑)を案内して頂くという豪華ツアーです。

今回の釣行は、つい先日手に入れたファイナルディメンション1610LFを本格的に試すという目的もありました。

この竿を入手するに至ったのは、西根さん達との釣行がきっかけです。
あの時はちびっこマーマーをヴィゴーレ/オリムピックの610Mで投げていました。
何も無いところでフルキャストするには、この竿でこれといった不満はありませんでした。
まずまず柔らかい竿なので、ルアーのウェイトが胴に乗って気持ちよく飛距離が伸びます。
ただ、ちょっとしたオーバーハングの下を狙ったり、バックハンドで杭の向こうへ落とさなければならないような時に、反発力が強すぎてルアーの軌道がどうしても曲がってしまうという問題がありました。
要はキャスト精度に少々難があった、と
軽いルアーを扱うのでどうしようもない面もありますが、岸沿いを狙っていくクランキングにキャスト精度は欠かせません。
どうしたもんかなぁ。

KTWの塚本さんにこの話をしたら、こう言われました。

「1610FLならDTN(ノーマン)でも普通のルアーと同じ感覚で投げれるよ」

まじすか!
そんな甘い言葉を囁かれたら、買わないわけにはいかないじゃないですか。
さっそくネットをくまなく探しました。
そしたらどこにも売ってないんですよ。
凄く人気の竿みたいですね。
これは困ったなと思っていたのですが、ご縁があったのか一週間も経たずにその竿が私の手元に届きました(痴虫さん有り難うございます)。

塚本さんの話では、キャストした後にロッドティップがぴたっと止まるのが一つの特徴だとの事でした。
同じような柔らかさのアメリカンロッドスミスDF70Mと投げ比べてみたところ、ルアーの方向性が定まりやすい点と、飛距離の微妙な伸び(小さいルアーではその差を如実に感じる)については、確かに1610LFの使い心地に分がありました。
まだ魚は掛けていないので「このあと」のことは分かりませんが、キャストからリトリーブの感覚(軽量ルアーが竿に引っ張られすぎない感が良い)まではちびっこマーマーにぴったりでした。

あ、魚は掛けていないって言っちゃいましたね。
そうです、昨日はまるっきりのボウズでした(畑中さんと須川さんは一匹ずつ釣られていました)。
でも3回はアタリがあったんです。
ちびっこマーマーにはスローシンキングモデルもあって、それを昨日はシャッド的に(ゆるいトゥイッチとかポーズとか)使いました。
要はロッドワークでルアーを操っていたということです。
そうなると今度はロッドの柔らかさが仇となって、うまく針に掛けきれなかったようです。
今期いちばんの寒波にすっかり身体が固まっていた、という理由も大きい気がしますけれど。

塚本さんの話では、1610LFを使うときはロッドでアワセるのではなく、ほとんど巻きアワセとの事でした。
そして巻きアワセを実現するには、7ギヤのリールが欠かせないそうです。
その理路も懇切丁寧に解説いただいたのですが、いざ書こうと思ったらきちんと憶えていない事が判明しました。
すみません。
今回、昔のメタニウムMG(6ギヤ)を使っていたのも、魚を乗せ切れなかった原因かもとよぎった次第です。

思い出すと悔しくなってきました。
まだ打つ手はあったんじゃないか、と。
この冬はちびっこマーマーとともにタックル全体を煮詰めます。

バズボンのアクション動画

プロフィール

六度九分

Author:六度九分
六度九分の本サイトはこちら

カテゴリ

検索フォーム

カレンダー

11 | 2010/12 | 01
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

twitter

月別アーカイブ