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2006/06/30 (Fri) goow murr murr セルフインタヴュ
goow murr murr 発売開始デス

DSCF0086.jpg

―今日はセルフインタビューという事でよろしくお願いします(聞く人@ユキトモ)。

こちらこそよろしくお願い致します(話す人@ユキトモ)。

―1年8ヶ月ぶりの新作という事になりますが、けっこう間が空きましたよね?

そうですね(汗
言い訳を始めたらキリが無くなりそうなので止めておきますけど、一つだけ言わせてもらうと、自信を持って出せるルアーを作るには時間が掛かるモノなんですよ。
以前クランクへブンの山北さんとお話させて頂いた時に、
「かなり早い段階で、これは凄い!と思えるものが出来ても、考えうる限りを試した上でないと出さない。 その結果、最初のモデルに戻る事もある」
というような話を聞きまして、やっぱりそうなんだ!と一人で納得しました。
もちろん、出した後も進行形でいじり続けていく事にはなるんですけど、ありとあらゆる事を試してそのルアー把握するって言うのは、凄く重要な事だと思います。


―なるほど。 では早速 goow murr murr(以下murr murr) がどんなルアーなのか、説明をお願いします。

最初に要点を言ってしまえば「飛距離を生かして、クリア~ステインウォーターを釣るルアー」になります。
アクションはもちろん重要ですが、私的にそれと同じくらい大事だと考えている点が「魚との距離」なんです。 魚から離れれば離れるほど、単純に釣れやすい魚は増えるじゃないですか? オカッパリでは特に、ルアーの飛距離と釣果が直結する場面が多いので、よく飛ぶルアーの出番って言うのは必然的に増えてきますよね。
そういった経験からこのmurr murrは、飛距離が出るという点に重きを置いて作りました。 例えるなら、キャストした時にラインが切れてルアーだけがえらく飛んでっちゃう事がありますよね?
あんな感じで飛びます(笑


―私も経験済みですね(笑

バイブレーションなんかのフラットサイド形状で、フローティングやサスペンドの物は、飛距離が伸びない、風に弱いなどのマイナスイメージが語られがちな傾向にあると思うんです。 意外に思われるかもしれませんが、murr murrの場合は飛行姿勢が相当に安定しているので、普通のシンキングバイブレーションに負けず劣らずのキャスタビリティーを見せてくれるんですよ。 しかもルアーのウェイト自体は軽いので、慣れれば着水音はかなり抑えられるというオマケつきです。
「ジュボッ」じゃなくて「ぺたん」みたいな。


―「ぺたん」ですか(笑) 潜行深度はどれくらいですか?

ナイロン16lbで普通に使ってMAX50~70cmくらい、細目のフロロで少し深めを狙ってやるのもありですね。 ラインの太さによって、深度に違いが出やすいタイプになります。 あと私の場合は流れの強い川がメインなので、16lbでも1m近くまで潜る事があります。 浮力がかなり強いので、流れがあっても泳ぐレンジをコントロールし易いのも特徴の一つです。

―アクションに関しては?

このルアーを作るにあたって、フローティングバイブレーションの類を色々と使ってみたんですが、やはり動きがバイブレーション的というか…いわゆる、タイトでプルプルした感じの物がほとんどだったんですよ。 ちなみに、フローティングバイブレーションの種類はかなり少ないので、シャロークランクを調べるよりは楽でした。 だって、パッと思いつくのはミスティーくらいでしょ?(笑) 気になっているバグリーのバルサシャイナーはどこを探しても見つからないので、試せてないんですけど…。
で、murr murrは元々クランクの延長線上で作り始めたルアーなので、もっとダイナミックな動き、特に私のよく行く旭川で効く様なフラッシングが明確に出るアクション、即ちクランクっぽいロールに重点に置いてあります。


―murr murrはバイブレーション的ではないと?

うーん…難しいトコですけど、少なくとも私の中では非常にクランク的です。
リップレスクランクという呼び方が、一番的を射ているかも知れないですね。 個人的には、使うシチュエーションもバイブレーションというよりはクランク寄りです。 
ただ、「果たしてクランクベイトなのか?」と言われると困ってしまいますよね(笑
まぁ、色々と試してみて「少なくともバイブレーションじゃないなー」という結論に至ったという事です。 さらに言うと、止水域に限れば「リップレスクランクというよりダーターっぽいんじゃないか?」という意見もあったりしました。 でも、ノタノタした印象のあるダーターとは違う気もするし…。
結局はラパラに習って、全部ウォーブラーでいいじゃん!と思ったりもしたんですけど、便宜上困るので一番近い言葉として「リップレスクランクベイト」と当てはめる事にしました。
でもたぶん、大半のビルダーの方はジャンルとかどうでもいいと思ってるはずですよ。 全部一緒と言ってしまえば一緒なので…。


―なるほど。

あとは「浮力から得られるキレ」という物に、ここ何年かでスポットが当たるようになったと思うんですけど、当にそれですね。 浮力を生かしたアクションになっています。
かなりスイングしてますよ!


―随分と持ち上げますね(笑

そりゃそれなりには(笑
まとめると、シルエットが大きめで発見されやすく、なおかつピッチが速くドライな動きで食わせる!といった所が、動きに関してのコンセプトになります。
口にしてみるといたって普通です、ハイ。

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―具体的にはどういった状況で扱うルアーになりますか?

私がよく行く旭川には、瀬みたいなところが結構おおいんですよ。 で、その瀬の中とか脇とかを通すとよく魚が出るんですけど、浅いのとルアーが挟まりやすい大きさの石がたくさん入っているのとで、とんでもなく根掛りが多いんですよ。 そこをクリアする為には、先ずその日の水深にあったルアーを使う事、そして浮力の強いタイプを選ぶ事が重要になってきます。 もちろん流れにも強くないといけません。
先にも言ったとおり、浮力が強くレンジのコントロールが比較的容易なので、murr murrはまさにドンピシャという訳です。 パッと見で普通に考えたら「根掛りが多そう」というイメージをもたれるかもしれませんが、いわゆるカバークランクよりも状況によっては根掛りしづらい場合もあるんです。 これはどんなルアーにも言えることだと思いますけど、求められる回避性と言うのはその時々のシチュエーションによって変わってきますよね。


―でも、それに当てはまるルアーなら他にもありますよね?ラパラのフローティングとか。

ラパラのフローティング最高です!他にもミノー系で使える物はたくさんありますし、クランク縛りになる前は、よく投入してました。 ただ、どうしても飛距離が出辛いものが多いんですよ。 そういった面で言うと、風が吹いたら少し厳しいので…。
シャロークランクも良いんですけど、流れが速いとレンジキープがかなりシビアになるのでmurr murrに分があるかなと。
流れのある割と水がきれいなタイプのな川、メジャーなところで言えば兵庫県の加古川なんかでは、かなり重宝されるタイプのルアーだと思います。 関東圏でも、多摩川とか利根川であるとか…まぁ岡山意外はあんまり詳しくは知らないんですけど。 そう言えば今回は、murr murrが90%くらいまで形を成した時点で様々な人に使って頂いたんですが、面白い傾向が出てきたんです。


―面白い傾向?

そうなんですよ。
具体的には「オカッパリとボートでは、ルアーの飛距離に対する考え方が違う」という点です。 
先にも言ったように、オカッパリにおいて飛距離が伸びるという事は釣果に直結してきますけど、ボートから釣る場合、必ずしも直結しないじゃないですか。 ボーターの場合は飛距離そのものも重要だけれど、それ以上にアキュラシーを求めている印象が強かったです。 それって凄く当たり前で、昔から言われ続けている事だとは思うんですけど、今回のルアーを作っていく中で初めて深く認識したというか…けっこう衝撃でした。 指摘される点が、ボーターとオカッパリとですっぱり線引き出来るほどでしたから。
それと、オカッパリの人は一つのルアーで色々こなせるタイプ、例えばただ巻きも抜群だけど、ジャークさせた時もヤバイ!みたいなルアーを好んで使うのに対し、ボーターの人はシンプルな要素しか基本的には求めないという印象を受けました。 これは単純に広いエリアを探るか、ピンスポットを狙うかという違いにも置き換えられると思います。 あとは持ち歩けるタックルの量とか…まぁ人によるんでしょうけれども…。


―なるほど。ハードプラグではその傾向が強いかもしれませんね。

元々、オカッパリってあんまり面で広く探る釣りはしませんよね?
そういうところから考えていくと、murr murrはボートで延々と流しながら釣るタイプのルアーではないと思います。 それだったら、普通にバイブレーションや強い動きのクランクといった、魚を寄せられるタイプを使えばいいじゃないですか。  それよりも、ある程度狙いを絞った狭いエリアで、ディスタンスをとって狙い撃ち!という方が向いているはずだと思います。 アクションの軽やかな感じとかも含めて。
…今思ったんですけど、真夏のダムなんかでもかなり良さそうですよね。 水通しのいい場所を適当に引いたら、デッカイ奴がポロっと食ってきそうな気がします。 たった今イメージが完成しました(笑


―野池なんかでもかなり使ってたみたいですよね?

ですね。
野池でもかなりの本数を上げました。
しつこい様ですが、どこで使うにしても飛距離を生かして釣るという点が一つの大きなキーになる筈です。 それとさっきも軽く触れましたけど、カバークランクでは無いのでご注意下さい…見て貰えれば分ると思いますけど、普通のカバーにはダブルフックを使わないと話になりませんよ (笑
ついでに言っておくと、前後ともガマカツのD-21#1を付けるのが、六度九分的お勧めです。 ウェイトチューンなんかで、色々といじくるのも結構面白いですよ!
あとは対岸に引っ掛けないように注意して下さい。 何分、よく飛びますので。


―くどいですよ(笑) まぁ、そういう所では普通にカバークランクを使えって話ですよね。

さらにくどくどと言うと、基本的には視覚に訴えるルアーなのでクリア~ステインウォーターでの使用をお勧めします。 季節的にはアフター以降から晩秋にかけてが本番になりますが、仮に水温が10度を切ったとしても、相当に浅いレンジで食わせる事も可能です。 事実この春先には、水温7℃、水深2mのエリアから50cmのラインまで魚を浮かせて釣り上げました。 もちろんイージーにとは行きませんけど…。
泳ぎだしも悪くなく、50アップも釣れましたし、個人的にはもう言う事無しです(笑


―他に何か特徴は?

この形状で、何とポップ&スプラッシュまでこなします(笑
それと大事な事を一つ言い忘れていましたが、murr murrには巻き抵抗がほとんどないんですよ。
海のルアーに慣れている方は違和感なく使えると思いますが、最初は戸惑ってしまうかもしれません。 でも、慣れれば色んなメリットが見えてくると思いますよ。 特に流れのある場所で使う場合、その傾向は顕著に現れると思います。 浮きゴミなんかが多い状況にはあまり向きませんが、これはハードプラグ全般に言えることですよね。
それと、これは個人的な予想なんですけど、皆さん最初は14lbフロロとか16lbナイロンといったクランク用のタックルで投げられると思うんですよ。で、それを試した後にフロロの10lbをイメージした人は、恐らく結構スカボコに釣るんじゃないんでしょうか?
そんな感じのルアーです。


―底が浅いような深いような発言ですね(笑

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―murr murrという名前については?

アイスランドにmugisonというシンガーソングライターがいまして、その人のMugimamaというアルバムに、murr murrっていう曲が入ってるんですよ。 そこから取りました。
もうかなり前ですけど、ファンタスティックプラスティックマシーンがやっていたラジオ番組で、この曲が流れてきて「何やこれは!?」と久々にガッツリ掴れてしまいまして…


―何かインスパイアされる部分があったと?

まんまで申し訳ないんですけど、呟いているような印象をうけたんですよ。。。躍動感があるのに静かな感じがルアーの動きとだぶる気がしまして。 
何かこう…「力強いのに柔らかい」みたいな? 
解ります?


―うーん…(苦笑

まぁいいや(笑
とにかく、大声を出しているタイプのルアーではなくて、北欧神話にあるような囁きだったり呟きみたいなものが聞こえるんですよ…なんとなくですけど。 使って頂ければ納得だと思います。 それと、呼び方は「まぁまぁ」じゃなくて「マーマー」なんで、そこにだけは注意をお願いします(笑
さらに話はちょっとズレるんですけど、さっきも言ったように曲のタイトルはmurr murrなんですよ。 でもよくよく調べてみると、正しい単語はmur murだという事が、あとから判明してしまったんです…まぁミッシェルのTHEEとか、ブルーハーブのTHAみたいなもんなんですかね? 少し悩みましたけど、結局はmurr murrの方を選びました。字面がかわいらしかったので。


―最後になりますが、何か言い残した事は?

恋に落ちますよ(笑
それくらいmurr murrは出来が良いんです!
ホントにもうビルダーとしては十分満足なので、あとは動物園にバイトで雇ってもらって、余生を細々と楽しもうかなと。


―ははは。まぁそう言わずに。

それも悪くないなと思いますけどね(笑
個人的には、続けることが最大の壁であり勝負であり敵だと思っていたりもするので…まだまだ頑張りまーす。
あと全然関係ないですけど、六度九分では星の模様をテールに入れていて、これをお尻マークと呼ぶイケナイ大人達が若干名いるようなんです。 ですが、六度九分的にそんな意図は全くないので、そこの所もよろしくお願いします(笑
最後に、六度九分をいつも応援してくださっている皆様にお礼を…
本当にいつも応援を有難うございます。


―今日はどうも有難うございました

こちらこそどうもでした。 いつもグデグデでごめんなさいね。
それでは皆様ガッツリ釣ちゃってください!

(了)

※関連情報はコチラ

2006/06/27 (Tue) 新製品のお知らせ
皆々様、大変長らくお待たせいたしました。
ようやく大方の準備が整ったので、新製品についてサワリの部分をつらつらと書いてみたいと思います。

では早速、、、
この度発売するルアーは、いわゆる通常のクランクベイトではありません。
とは言っても別に「新機構搭載!」とかいう訳ではなく、早い話がリップレスタイプなんです。 通常ですと「フローティングバイブ」と呼ばれるジャンルに当てはまるルアーだと思いますが、個人的には「リップレスクランクベイト」だと思って製作しています。
誤解なきように言っておくと、決して強引にリップレスクランクと呼びたい訳ではなく、動きや機能などをトータルで俯瞰した上で「リップレスクランクベイト」という呼び名が一番しっくりくるとような気がしている、という訳です。
まぁ、その辺の線引きは別にどうだって良いんですけれどね。 
何らかのジャンルにカテゴライズするのが、なかなか難しいルアーだったりするんですよ…。

名前は「goow murr murr」と名付ける事にしました。
正式表記は「goow murr murr」になりますが、マーマーと短く呼んでやって下さい。
販売価格は税込4,200円になります。

そして今回は発売記念として、誰も望んでいないセルフインタビューを敢行いたしました。
かなりボリューミーな内容となっているので、普段の薄っぺらい日記にお付き合い頂いている皆様にも、満足して貰えるのではないかと思っております。

明日か、明後日か、明々後日くらいにアップする予定でいるので、気が向いたらまた覗いてやってください。

明日はスイムテストに励んできます。

2006/06/24 (Sat) apathy syndrome
ホントは手放したくなかったり、、、します。
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なんせ、彼らと過ごした時間が一番長いのでね。

あと一息です。



四葉が開く前に、花ばかりを咲かせる変わり者。
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三葉だったらどうしよう。

2006/06/22 (Thu) 薔薇
狂的kojiさんが、台湾でホームランを打ってくださいました!
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いやはや何ともありがたいお話であります。 
これでgoowの新たな捕獲魚種として、バラマンディーが刻まれる事となりました。
台湾にバラマンディーがいるという話だけでも驚きだったのに、まさかウチのルアーでも釣れてしまうとはホントにビツクリです。 たまには私の息子もやるじゃありませんか!

オマケ↓
こちらは私の獲物、ナマズ@旭リバー。
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某プロトルアーで釣りました。

テスト釣行と称して台湾に行っちゃおうかなぁ…


2006/06/19 (Mon) 丸の内コーリング
昨晩は禁酒会館でキャンドルナイトがありました(見辛いのはご勘弁)。
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あまりの人の多さに、床が落ちやしないかと要らぬ心配をしてしまいましたが、これも禁酒会館ならでは(笑

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ちょっとしたライブやシタールの演奏会もあって、いつもとは違う、なかなか活気のある夜となりました。 集まる年齢層が若く、「頭はおっさん」と囁かれる私にも新鮮なエナジーが流れ込んだ事は、言うまでもありません。

ただ、キャンドルナイトのコンセプトが「電気を消そう」なのに、デジカメでバシバシ写真を撮っている自分を見て「なんだかなぁ」という思いが湧いてしまったのも事実。
何やるのもムツカシイやね。



さてさて、このイベントは9時半頃まで続いていたらしいんですが、私は途中で抜け出してメイフラワーズというバンドのライブに向かいました。

小川健太郎さんが、先日ダイアリーで紹介されていたバンドです。

ライブについて素人の私がどうこう言うのもあれなので、掛け値なくカッコよかったとだけ記しておきましょう。 ああいうライブを見ると、人の集まりによって作られるバンドがうらやましく思えてしまいます。

ライブ終了後にベースの里山さんと軽くお話させていただきましたが、言葉の端々に私と似たオタクの影が差していました(笑
だから何だ!と言われても困りますけれどね。。。

何にしても、生シタールを鼓膜に響かせたあとのロックンロールは、並外れて胃にキます。
さらにこの後、私は消化不良の日本代表戦をテレビにかじりついて見るというヘビーローテーションで、素敵な日曜日を終えたのでありました。

嗚、ドープな夜。

2006/06/15 (Thu) こんまいのお
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7月から10月までの毎月、禁酒商店闇市なる催し物が禁酒会館で開かれるそうです。
要はフリーマーケットみたいなもんだと思いますが、一風変わった感じの人が多い場所なので、出店も面白い感じになるんじゃないでしょうか。

私も一度くらいは出店しようかなと考えているので、また詳しく決まったらここで報告します。


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ケロタマ氏がすっかり白茶けてきたところで、新メンバーが現れました。
真ん中は四葉。
球根だったので、クローバーではなくカタバミではないか?というのが母の意見です。
左側の植物は…名前を失念しました。

二人とも素敵な大人に育ってください。


2006/06/14 (Wed) 禁酒快感
禁酒会館に工房を移して早9ヶ月、ようやく表札が完成しました!
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パッと見だと六度九分だけ浮いている気がするかもしれませんが、気のせいですよ。
きっと。

近寄ってみると、、、
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金魚が泳いでいたりもします。
構想なし、勘だけで製作したので、出来上がりは微妙な色合いになってしまいました(汗
ま、これもアリでしょう。
文字は母校の先生に書いていただきました。 ありがたやでございます。

そして、こちらもようやくな出来事。
DSCF0352.jpg
作業台はあるのにイスがない。
そんなパンクな状況がずっと続いていたんですが、本日とうとう終止符が打たれたのです。

ようこそ、赤い革のかっこいいイス。

2006/06/12 (Mon) tie the tie
今日のナイスガール!
DSCF0333.jpg
他にあと3匹、全て不規則リトリーブで食わせました。
このルアー、ただ巻きで釣れる場合は90%以上の確率でフロントフックに掛かってきますが、今日は全てリアでした。
酔拳すぎて、狙いを定め辛いのかな?

こんなんも釣れました。
DSCF0337.jpg

カウも見れました。
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今日はあまりに楽しかったので、
DSCF0341.jpg
とりあえず入水してみました。 フォー!

ニッポンがんばれ!

2006/06/12 (Mon) ラヴ トゥ ユウ & ユウ & ユウ

今週はあんまり、と言うか殆どはかどりませんでした。
こんな感じDEATH。
DSCF0330.jpg


半径2メートルくらいの範囲に毛虫が5種類も居て、喜んだ私はそれぞれを写真に収めたんですが、そのままアップするのはさすがにはばかられました。
なので1匹分だけ、宝石っぽい奴をこちらに貼っておきます。 見たい人だけどうぞ。


このテンプレートは今日限りです。
初めて訪れた方はごめんなさい、悪気はありませんので。



突然ですが、
DSCF0327.jpg
私は本日、とうとうシドビシャスに勝ちました。

でも残念ながら、まだまだ青いままのようです。
でもそれを嘆くことなく一つ一つ学び、力に変えていきたいと思っております。

前へ前へ前へ進め。



2006/06/08 (Thu) ピース!
働いてまーす。
DSCF0321.jpg


2006/06/07 (Wed) AMENIMOMAKEZ
モンジャデヴューしちゃいました!
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昨日は借り物の竿と借り物のルアーで(リールだけ私物)、丸畑さんに釣らせていただきました。 このお方は人に釣らせるのがうまい上に、異常なまでに魚の行動に詳しいのでいつも勉強になります。 

P606128760.jpg
二ゴイも狙って獲るとですたい。

2006/06/04 (Sun) 夜空に月真っ二つ
禁酒會館ならではの、ハイソな組み合わせ。
DSC297.jpg

ここ最近、木村榮一という人が書いた「スペインの鱒釣り」という本を読んでいます。
その中に毛鉤の歴史について、面白い記述がありました。

とりあえず要約してみると、テンカラの毛鉤が簡潔なデフォルメであるのに対し、フライの毛鉤には徹底的なリアリズムの追求が見て取れるそうです。
ヨーロッパではルネサンス以降、リアリズムが芸術の基本理念として生き続けてきたそうですが、毛鉤が生まれたとされる15世紀は当にルネサンス期で、著者は虫の模倣というスタンスがそれに重なるとしています。 さらにその後のマニエリスムからバロックへという様式の移り変わりと併せて、毛鉤にも同様の変化が見られると記されています。

調べてみるとマニエリスムに関する解釈は割りとルーズな気がしますが、時々の芸術に釣り人も影響を受けていたらしいという事がなんとなく解り、たいへん勉強になりました。 

またテンカラの起源は正確に分っていないようですが、簡素な美という日本的な文化にテンカラの毛鉤が一致するという点も、偶然ではない気がします。

歴史、芸術の移り変わりを体系づけて知らない私にとっては、とっても歯がゆい本なれど、なかなか面白いので機会があればぜひ。


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